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バネ靭帯を考えていますか?

皆さんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。

この記事では
・バネ靭帯の解剖
・バネ靭帯の作用
・バネ靭帯に障害が生じると?

について、記載してあります!

「バネ靭帯ってどこにあるの?」「バネ靭帯を初めて聞いた」「バネ靭帯ってどんな役割なの?」という方にこの記事を読んで頂きたいです!


それでは、「バネ靭帯」をさっそく考えていきましょう!


1.簡単に足部を復習

まず、簡単に足部の構造についてお話していきます。足部には107の靭帯、26の骨、19の筋肉、33の関節が存在しています。


さらに、足部には3つのアーチが存在し、骨や筋肉によって支持されています。それ以外にも靭帯や関節包などの組織も足部アーチの支持に関与しています。

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バネ靱帯は足部の内側に存在するため、内側縦アーチを支持するうえで重要な役割があります。足部内側縦アーチは動的・静的に支持されており、バネ靱帯は静的支持に関与する組織です!

・足部内側縦アーチを動的に支持するものとして母趾外転筋や短趾屈筋、後脛骨筋などが挙げられます。
・静的な支持は組織がとしては、足底腱膜や長足底靭帯、バネ靭帯、各関節包などが挙げられます。


バネ靱帯が静的支持、内側縦アーチに関与していることが分かったところで、バネ靱帯について掘り下げていきましょう!


2.バネ靭帯の解剖学

バネ靭帯(スプリング靭帯)は踵骨の前関節面と中関節面の前縁、および載距突起から起始し、舟状骨の足底側、内側に付着します。最近の研究では、バネ靭帯を2つの部分または3つの部分に区別している報告もあります。

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