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たった10秒のトレーニングから体を変えた話≪挫折を防ぐ3つの対策≫

今回は、私が運動習慣ゼロからトレーニングを約7年間継続させた【挫折対策3つ】をご紹介します。特に運動が苦手な方や、何から始めたらいいか分からない初心者の方におすすめの内容です。
はじめにお伝えしますが、モチベーションや根性論には頼りません。経験者、インストラクターとしてできる限り論理的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。


ハードルを下げる


「運動」と聞いて何を思い浮かべますか? ランニング、水泳、筋トレ、ヨガなどでしょうか。経験者であれば別ですが、いきなりここから始めるのは少しハードルが高いと感じませんか?
人のやる気は最初こそ満ち溢れていますが、すり減るのも早いものです。これは脳の”前頭葉”という部分が関係しています。
何かに集中する、やる気を出す、といった場面で使われる前頭葉ですが、長く働くことが苦手という特徴があります。つまり物事のハードルが高ければ高いほどやる気が必要とされるため、前頭葉が疲弊してしまい継続が難しくなってしまうのです。
そのため、できるだけ前頭葉が疲れてしまわない程度のハードルに下げる必要があります。例えば、このマガジンのタイトルにもしましたが、私は「プランクを10秒やる」ということからスタートしました。「どんなに時間ややる気がなくても、10秒なら頑張れる。」と思ったからです。あとは少しずつ秒数を伸ばしたり、アレンジをしたりとステップアップをしていきました。
がっつり頑張りたい!という気持ちはわかりますが、継続できないという結果になるのは非常にもったいないです。笑ってしまうくらい簡単なことから始めてみましょう。


言い訳の先回りをする


どんなに固く決意をしても、毎日同じように頑張ることは難しいですよね。ただでさえ、仕事・家事・育児・介護など日常生活でやらなければならないことがあるのですから、頑張れない日があって当たり前なんです。ですが、言い訳をして諦めるのは一瞬でできます。少し冷静になって一つずつ対処してみましょう。例えば、私が過去に洗い出した言い訳と対策はこちらです。

<言い訳例>
「疲れている」「寒い」「雨が降っている」「今日は頑張りたくない」

<対策例>
「疲れている」→「朝に運動する」
「寒い」→「寝る前にエアコンタイマー設定」「トレーニングウェアを着て寝る」
「雨が降っている」→「家でできるトレーニング」
「今日は頑張りたくない」→「”頑張れない日用”の超簡単メニューを用意しておく」

本当はもっとたくさんありますが、言い訳と対策を繰り返しながら7年間継続してきました。まさに自分との戦いですね。
ここまでの話だと根性論に聞こえるかもしれませんが、一つ一つの対策自体はそれほど努力を強いられるものではなく、冷静に対処すれば解決できるものが多いのです。皆さんはどんな対策をしますか?


小さな成功体験を積む


これが特に大切と思ったのでシェアします。
運動を始めたばかりの頃は、うまくできない日や人と比べて落ち込むことが多々あります。後になって振り返ってみれば当たり前と思えることなのですが、まだ経験が少ない時期は焦りを感じますよね。
ですが、できないことをズルズルと責めることは慢性的なストレスとなり、ますます運動から離れたいという心理が働いてします。真面目で頑張り屋な人ほど、このような状況に陥りやすいのではないでしょうか。
そんな心理に歯止めをかける手段として、【自分に「OK」と言う】ことをおすすめします。
つまり、不出来でも成功体験として積み上げていくのです。”結果を出すまで続けられる人のしくみ”という書籍の中でも、著者の西田一見氏は「小さな成功体験を当たり前にすることで、よい習慣が身につく」と話しています。
物事を継続するためには、完璧にこなすことよりも次に繋げることを優先して、50点、30点の出来でも「今日はこれでOK!」と自分を励ましましょう!


まとめ


やる気と集中力は続かない。
いきなり難しいことからやるのではなく、ハードルを下げて少しずつステップアップ。
頑張れない日があって当たり前。
つい出てしまう言い訳も一つずつ対処すれば小さな努力で解決できる。
完璧よりもまずは継続。
少しでも行動できれば「OK」と言う。

いかがでしたでしょうか?
今回は運動を続けるための挫折対策を3つご紹介しました。
もっと深掘りするとこれだけではありませんが、特に重要な点だけに絞ってまとめています。
参考になりましたら、ぜひ「スキ」で教えてください。

YUKI

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