色彩溢れるアートな1日

画像1 この日は朝から旦那Kの友達のお宅へ。売ろうと考えてるというそのお宅は、オールドチャイナの粋を集めたような、香港とは思えないほど広く素敵なお宅だった。家具も全てアンティークで、こんな素敵な家を手放すなんて私には無関係だけど、勿体ないなと思った。
画像2 ロケーションも最近急ピッチで開発の進む西九(サイガウ)地区。快適な歩道橋で高級住宅街の九龍駅や西九に徒歩で行ける場所。下町に住みつつ、スタイリッシュなショッピングモールが徒歩で行ける距離にあるなんて最高じゃないかー。
画像3 周り中で鬼のように開発工事進行中。
画像4 香港故宮博物館。北京留学時代に紫禁城も天安門も、紫禁城が一望できる景山公園も嫌と言うほど行ったから、わざわざ見に来ることも無いだろうと思っていたけど、友達が連れてきてくれたのでみんなで鑑賞することに。(学生時代の趣味は美術館博物館巡りだったのに人は変われば変わるもんだ)
画像5 この博物館は写真撮影も自由。しかも展示品をカバーしているガラスが全くガラスを感じさせないほどに磨き上げられていて、反射もほとんど気にならないのがスゴイ。
画像6 北京の故宮博物館を見た頃はまだ20歳だったから、美術館博物館巡りが好きとは言え、きっと色々なスゴさを認知する力がなかったんだと思う。今はこれらの絶妙な色合いも緻密な構図もずっと飽きずに見ていられる気がする。
画像7 この時代に透明なガラスと不透明なガラスをこんな細かい縞模様にできる技術!
画像8 展示品一つ一つの置き方や照明の当て方、光の強さにも、とてもこだわりと計算が感じられる。
画像9 博物館は50ドルの入場料で見れるエリアと更に追加料金を払ってしか見られないエリアがあって、展示室1-9のうち5までは入場料50ドルで見られる。
画像10 気の遠くなるほど細かい…刺繍?!深紅と金が美しい「The中華」な色の取り合わせと模様。
画像11 たかが木の箱、されど木の箱。年季が入ったものはいい味出すなあ…。
画像12 他のと少し雰囲気が違うと思ったら、これは江戸時代に日本から送られた品らしい。そう言われるとこじんまりとした実用的な造りとシックな色合いがまあ日本っぽいかな。
画像13 チベット仏教の仏像たち。
画像14 これを見ると北京の留学時代を思い出す。北京のお土産屋さんで、イヤと言うほどレプリカが大量に出回っているこの模様と色使い。
画像15 この美しい玉にこの文字を彫刻した人は本当に緊張したろうな。紙と違って書き損じは許されないのだから。
画像16 この博物館全体も一つの美しい展示品のようで、中東風の満族文字が書かれた壁も写真を撮ると、照明がちょうどいい具合に文字を照らし出す。
画像17 豆本の類か、木の表紙、そして全てのページがこんなふうに表具されている贅沢な造り。どれも何百年、何千年も昔のものなのに、称賛に値する保存状態と、緻密で精巧な手作業に感銘を受ける。
画像18 瑪瑙のおたま。料理をする時用ではなくて、きっとスープを取り分ける時用の「来客用おたま」に違いない。私のうちでもお姑はいつも大鍋でスープを煮込んで、日本ならお椀に入れて出すところ、わざわざ一度大きな器によそってお玉を入れて食卓でスープを入れる手間をかけるから。私が嫁入り当時、手間のかけどころがお国によって違うのだと驚いたエピソードの一つ。
画像19 天井にスライドショーで移りゆく四季をが色彩豊かに描かれている。この下にはそれを寝転がって見れるように丸い椅子が置かれている。
画像20 その寝転がって見る人たち。
画像21 こんなキレイな黄色の焼き物欲しいな〜。
画像22 昔も今もアーティストたちの色彩感覚の研ぎ澄まされ方とこだわりの強さは並々ならないなと思う。
画像23 そういえばもう一つのM+博物館ではこの方の展示がされているらしいけど、故宮博物館巡りで疲れすぎてスルー。
画像24 今日は何と眼福な1日だろうかとパンパンな足と充足してる心。
画像25 歩き疲れたところにキリっと爽やかな酸っぱ辛さが最高。
画像26 トムヤムクンとは違うココナッツ風味まろやかな辛さのグリーンカレー。
画像27 サテーって、串物の中でもちっちゃい肉が串にへばり付いているイメージしかなかったけど、ここのサテーは日本の焼き鳥以上に大粒!
画像28 一旦煮込んでから揚げたと思われる、トロトロカリカリの豚スペアリブ。ガーリックチリソースもうまいけど、このザクロソースが絶品だった。
画像29 デザートがまた、どれも最高すぎた。
画像30 この日は天気もちょうどよくて見晴らしも最高だった。

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