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プランは立てます。でも・・・

よこはま発達相談室の佐々木です。いつも記事をお読みいただき、また「スキ」「フォロー」「シェア」してくださっている皆様、ありがとうございます。シリーズで書かせて頂いている"ASDの方の認知特性"について、前回は”見るのは得意だけど、見方は上手じゃない”というテーマ記事を書かせていただきました。今回は、少し視点を変えて、「プランニング」というテーマで書かせていただきます。宜しければ、最後までお付き合い頂ければ幸いです(なお、過去のシリーズは文末にリンクを貼っておきますのでご関心あればご一読ください)。

そもそもプランニングとは?

心理学用語で、「実行機能」とか「遂行機能」という言葉があるのですが、「ASDの方は実行機能に特徴がある」とお聞きになったことのある方もいらっしゃるかもしれません。難しい言い回しですが、一言でいうと”プランニング”になります。計画性とかそう言った言い方も良いかもしれませんね。具体的にどんなプロセスがあるかというと、言葉で説明すると長くなってしまいそうなので、簡単な図を作ってみました。

プランニング

要するに、目標(ゴール)に向かっての段取りを組み、それに沿って行動していく力のことになります。例えば、下記のような感じでしょうか?

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