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今日は七夕

こんばんは、チーママやよいです!
今日は夏らしい和菓子をご紹介。
今までこんな感じのスイーツは食わず嫌いだったのですが、事務所からいただいたので、食べてみましたら、なんともいえない味わいで、”これ、スキ”とシンプルに思いました。
もう少し水羊羹みたいな滑らかな食感かなと想像していたのですが、フルーツゼリーのツルンとしたタイプに似ているツルンさで、でもお味は和。
新しい出会いでした。私にとっては、だと思いますが(笑)
何でも一度は食べてみないとわからないなあと、スイーツに対する考え方が変わった瞬間でした(笑)

こちらは、滋賀県大津に本社を構える和菓子屋さん、叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)
の夏菓子のひとつ、わらび羹

このわらび羹の説明がこちら。
”切子ガラスのように光る、夏の菓子”
素敵な表現ですね~。
上に、こし餡蜜をかけていただきます。この蜜が実に効いています。


東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

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書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる

今日は七夕ということで、七夕にちなんだ内容をお届けしようと思います。

今日はみなさまの地域のお天気はどうでしたでしょうか。
東京は曇りでした。
小さい頃からいつも雨や曇り雲がいっぱいで天の川が見えないよ~と思っていました。
まあ、梅雨の時期ですもんね。

雨が降った方が縁起がいいという地域や言い伝えがあるところもあるようですね。
晴れてしまったら縁起が悪いのかしら。。。

7月7日に降る雨のことを”催涙雨(さいるいう)”とするか”うれし涙”とするか、これは解釈が2つに分かれています。
催涙雨は、雨が降ると天の川の水かさが増して会えなくなるから悲しみを意味します。一方は、雨が降ったほうが彦星と織姫が会えるという考えから、雨は織姫のうれし涙とする解釈です。
面白いですね。
雨という事実は1つでも、解釈は2つあります。

さて、七夕は、たなばたと読んでいますが、

七夕(しちせき)といって、五節句のひとつです。

他の節句も一応おさらいしておきましょうか。
1年間に5つの節句があります。
1月7日・・・人日(じんじつ)
3月3日・・・上巳(じょうし)
5月5日・・・端午(たんご)
9月9日・・・長陽(ちょうよう)
です。
あれっ、端午の節句しか聞いたことがありませんでした(笑)
3月はの節句という言い方のほうがなじみがありますね。
この中では七夕は有名な節句の一つですね。

七夕の由来はいろいろあるようです。
大きくは3つでしょうか。諸説あります。

一つは、日本の神様にまつわるお話です。
古い日本の行事として、禊ぎ(みそぎ)という行事があります。
これは、乙女が着物を織って、神様に供え、豊作を願うものです。
その時に使われた織り機を棚機と書いて、”たなばた”と読みます。
ここから、七夕と言う当て字を”たなばた”と読んでいるというものです。

もう一つが、彦星と織姫のお話。
これが日本では最も有名でしょうか。

そして、中国から奈良時代に伝わった「乞巧奠」(きこうでん・きっこうでん)
これは、七夕祭の原型と言われています。

平安時代、貴族の間で、乞巧奠のような七夕祭が宮中行事になりました。
お香、雅楽、桃、あわび、鯛などが用意されました。
当時、短冊の代わりに、梶の木に願い事を書いていました。
笹の葉の夜露、つまり、天の川のしずくに墨をいれて梶の木にお願いごとを書いていたようです。
その様子を想像しただけでも、何とも言えず風流ですね。

この七夕祭りが、他の文化もそうですが、江戸時代に庶民に下りてきて、広まっていきました。
その時には野菜などもそえられたようです。
七夕飾りにあるスイカがわたしは特に印象的です。

七夕祭りの思い出といえば、この笹飾り作りが楽しかったことです。
わくわくしていた当時の気持ちが今もよみがえってきます。
何を作っていたかしら。
天の川投網(とあみ)作りが特に好きでした。
たまに切り方を間違えて天の川にならないことも(笑)
ちょうちん、千羽鶴、輪つなぎ、吹き流し、星飾り、三角つなぎ・・・
う~ん、他にもくずかご巾着もありますが、作っていたのかしら?
あまり記憶にないものもあります。
それぞれにちゃんと意味があるのですね。

数年前、仙台に3年ほど住んでいたことがあります。
みなさまご存知のように仙台では七夕まつりが有名ですね。
一度しか行くことができなかったのですが、大きな飾りは圧巻でした。
また、小学校に折り紙が配布されて、鶴を折っていたのではないかしら。
娘が折ったものが飾りの一つになってるのかと思うと、今思えば希少なことだったのだなと思います。

さて、最後に、これは小さいときは知らなかったのですが、
五色の短冊色に意味があったんですね。
まあ、あまり神経質に色を選ばなくてもいいと思うのですが、色によって願い事が違うんだということがわかっていれば、色選びに迷わないかもしれないですね。
これは、中国の五行説からきています。

緑(青)・・・植物、木
    成長(~ができるようになりますように)

・・・炎、火
    感謝(いつもありがとう、元気でいてね)

・・・大地、土
    人間関係

・・・鉱物、金
    規則・義務(○○します!という宣言)

(縁起が悪いということで)・・・水
    学業

ざっくりまとめますと上記のように願い事が違ってるんですね。
いやあ、知りませんでした。
今年は1枚も短冊を書く機会がありませんでしたが、1枚選ぶとしたら・・・
う~ん、やはり悩んでしまいますわ。
みなさまは、どれを選びますか?

この五色で飾りのふきながしを作って飾ると魔除けの意味もあるようです。

七夕にはいろいろな由来や伝説があり、飾りや色に意味があったりと知れば知るほど面白いですね。

本日は以上です。

それでは最後に恒例の

今日の水書き書道のコーナーです。
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか?

正解はこちら!
まずは行書で

次に楷書で

でした!


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます💕

おやすみなさい⭐

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