歴史が変わる時とは

2020年11月3日の米大統領選に向けて、共和党トランプ大統領(次期候補)と民主党バイデン候補のラストスパートとなってきました。特にトランプ大統領のコロナ感染後にホワイトハウスで演説をしたり、一方で2020年10月15日の第二回討論会がテレビからオンラインに変更になると決まったことで、トランプ大統領のキャンセルを通じて、討論会自体が中止になったとか。

過去の投稿について、下記リンクもご確認ください。
米最高裁:
米最高裁の変化の流れ
最高裁に関連する雑念
Post-RBGの最高裁
米大統領選:
米大統領交代の可能性が上昇中?
来る大統領選までのアメリカ①
対中政策は更なる強化の方向か
来る大統領選までのアメリカ②
トップがコロナに罹ったら

大統領選に関する興味のあるトピックは、という上記記事にもある等に、民主党支持者は多くのトピックに高い興味がある一方で、共和党支持者とは一定のトピックにて(例えばヘルスケア、コロナ感染、気候変動)大きな差があるようですね。まさに今後の大統領の政策方向付けに、重要な指標だと思いました。

もちろん大統領選も、ある程度決まっている4年ごとの政治イベントであり、大きな転換期となるのですが、一方で選出された大統領が執行している4年間にも色々なイベントがあるわけで。私は読んでないので何も偉そうなことは一つも言えないのですが、1970年台のウォーターゲート事件をWashington Postの記者として暴いた(下記『大統領の陰謀』という映画にもなりました)とされる、Bob Woodward氏による、トランプ大統領との対談・インタビューをもとにした本『RAGE』の解説がありまして、ちょっと参考までに貼っておきました。

本の解説の中にも驚きも色々ありましたが、やはり北朝鮮との核戦争寸前だったのでは?、もしくは米中対立(特にコロナウイルス感染拡大後の対応)の深刻さなど、あまり日本の報道では見られない内容が多かったです。もしかして隣国からミサイルが飛んでくるかもしれない、という状況が少なからず過去にあったのかもしれないのに、あまり聞かない(もしくはあまり無意味に騒ぎ立てない、という目線もあるでしょうし)、一方で足元の日本の報道はもっとミクロな話題(日本学術会議の任命やGoToキャンペーン絡みのループホールなど)が多く、少しギャップは感じました。同時に手元の問題(規模や意味合いに限らず)に時間をかける、これも報道の自由・言論の自由を含めた民主主義の難しさである、という側面も感じました。



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