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地方創生の鍵はグルメ(美食)

有名芸能人をCMに起用した男性用化粧品メーカー(シャンプーや洗顔など)が、経営的に厳しい状況だというような話を聞いた。

それに対して、ある人が「男性は手間のかかることはしたくなくて、洗顔もシャンプーもボディも1つに洗えるような便利なものがほしい」というようなことを書いていて、納得してしまった。

もちろん、ターゲットにもよるが、大きな市場を目指すなら、本質的な欲望に根ざしてないとだめだろう。

これで思うのは地方創生の話。

地方に観光でいくとか、或いは地方に移住するとかの最大の魅力は、食ではないか?

観光地の歴史的な物語とか、どうでもいいことが多い。プラスアルファである分にはいいが、ぶっちゃけ、それがきっかけで行かない。

屋久島の縄文杉くらいのインパクトとユニーク性があれば行くが、そこまでない景色や都市の近くでも見られる自然景観であれば、わざわざ行く必要がない。

宮城に牛タンを食べにいくとか、青森県に鮭を食べに行くとか、沖縄でソーキそばとかゴーヤチャンプルー食うとか、最終的に行くかどうか決めるのは美食であり、胃袋。

やはり、自然的な生まれもっと大地と海川の条件で、安定的に良質の素材が得られることの強みは計り知れない。代替不可能だ。それを世界中に移送することはできるが、コストがかかるだけでなく確実に鮮度が落ちる。

これから、美味しいものを求めて日本全国を回っていきたい。

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