山中保歩

お茶のこと。芋づる方式で、いろんなことを。

山中保歩

お茶のこと。芋づる方式で、いろんなことを。

マガジン

最近の記事

ベランダでミルクティー

夜のお散歩、UAのミルクティーがランダムでイヤホンから流れてきて、5年前を思い出した。 新入社員として配属された、みなとみらいのカフェダイニング。 オープンニングとして起用されたのだが、まあ席数も多く、観光地のため、はちゃめちゃに忙しかった。 その店舗の夏のプレイリストに入ってたのがこの曲。 夏休み中なんか、お昼の間は音楽に集中できないほど必死に動くのだけれど、夜になると、みなとみらいの雰囲気も相まって少し落ち着く。 そうすると、自然に聴こえてくるBGM。 ミルクティーを

    • お散歩からのインスピレーション

      こんなところにお店あったんだなとか、いろんな飲食店が軒先でテイクアウト商品の看板を出してるのを覗いたり。 都会の散歩は楽しいね。 田舎はどれだけ歩いても田んぼだからね。 建物見つけたら、浄水場あるある、ある。 吉祥寺をお散歩してるときに見つけた、「冷やし梅アイスティーあります」という看板。 打ち出すメニューにしては変化球すぎやしないかー という心のツッコミを0.5秒で押さえ込む。 なにそれ、美味しそう! 梅酒×ほうじ茶の美味しさに気づいたところなので、梅×お茶の世界は無

      • 晩酌のレパートリーに茶割を増やす

        お酒が好きでして。 美味しいご飯 珍しいお酒と周りの知識量 店主が織りなす雰囲気 酔っ払いといる、どうしようもない時間 飲みに行くのがいい。 と、思ってたわけですが、なんやかんやでおうちでも一人晩酌している。 一人で酔っ払った時の虚しさは異常です。 お酒は嗜みましょう。 ただよく、割物がない!と、悩むことがある。 炭酸の常備が切れちゃうと、さて何で飲もう、自粛で着々と増えてきたリキュールたち。 お茶で割る! お店で働いている頃も、お茶割を研究させてもらっていた。

        • 水出し茶で計画性ある自分を褒める

          最近は、明日の自分のために、水出しのお茶を作れるようになった。 昨日の自分、えらいぞ、と思える。 これは、以前お茶屋さんに教えてもらった水出し茶の作り方。 今回はほうじ茶で。 ▼用意するもの 水出しできるポット(私は水出しコーヒー用のポットでやります。めちゃ便利ね。) ほうじ茶 8g 水 600cc ①ティーバッグならそのままポンとポットへ。 リーフの場合は、100均で売ってるお茶パックに詰めると後々取り出しやすい。 ②茶葉が浸るくらいまで水を入れて、5分待つ。 こ

        ベランダでミルクティー

        マガジン

        • お茶の基本
          6本
        • お茶をアレンジ
          3本
        • 茶割
          1本
        • お茶一杯分の旅をする
          3本

        記事

          【お茶一杯分の旅をする】no.3碁石茶

          旅、しましょうかね。 最近は旅したすぎて、空想旅行パンフレットを作ったりしてるもん。 暇ではないですよ。 お茶はまず、4種類に分けられます。 緑茶などの『不発酵茶』 烏龍茶などの『半発酵茶』 紅茶などの『発酵茶』 プーアル茶や今回紹介する碁石茶などの『後発酵茶』 基本的には同じチャの樹からできるんだから素晴らしい。 もう少し詳しくご説明すると、、 茶の葉がもともと持っている酵素の働きを止めて作られるのが不発酵茶。 酸化酵素を少し働かせるのが半発酵茶。 酸化酵素を最大

          【お茶一杯分の旅をする】no.3碁石茶

          煎茶・深蒸し茶・かぶせ茶を飲み比べる

          おはようございます。 お日柄もよく、 歩いてると、ふと、 ああ、夏や・・・! と声に出しちゃうようなお天気。 スチャダラパーの解禁はいつですか・・・。もう聴いていいですか。 地域差もあるけど、そろそろお茶刈りも佳境みたい。 10月にお仕事で、三重のお茶やさんをまわらせてもらったので、そちらのお話を小出しにしていこうかなと。 訪問先でも一番に長い時間を取っていただき、熱心にご指導してもらったのが 『深緑茶房』さん 三重県松阪市飯南というところにあるお茶屋さん

          煎茶・深蒸し茶・かぶせ茶を飲み比べる

          緩やかな一滴を愉しむ

          夏も近づく、八十八夜 皆さん、新茶の時期ですね。 (意図せず、笑点のお題のフリみたいになってしまった) お茶やはGWが一年で一番忙しくて。 実家がお茶やの私にとって、GWは家業を手伝わされたり、常に親がいなかったりでちょっぴり退屈なお休み、という思い出。 今頃、実家は戦場でしょう。 すまんな、こんな呑気に全力自粛して。 二番茶(6月頃)の時期には、手伝いに行く予定なので、それもまた報告できれば。 自粛の期間が長くなるにつれ、消費できないものが出てきやしないでしょうか

          緩やかな一滴を愉しむ

          クラスにいる苦手なタイプと仲良くなる

          中学の頃、バレー部だった。 コートを分け合う間柄だったけど、どうもバスケ部の子たちとは一生仲良くなれないと思ってた。 世界はバスケ部を中心に回ってるんじゃないか、と思うほどの華やかさ。 でも、今、大人になって、案外学生の時バスケ部でしたって人と仲良くしてる。 偏見だけで決めつけてたあの頃の自分、若かったよなあ。 でも、怖かったな、本当に。 本日は、意外なところで理解し合う 『ほうじ茶×コーヒー』の楽しみ方 未だ、たけのこの里派ときのこの山派で永遠の確執があるというの

          クラスにいる苦手なタイプと仲良くなる

          【白濁しないアイスティーの淹れ方】氷がカラン、と溶けていく

          マンションの4階、角部屋。 今日は特別日当たりが良くて、風が気持ちいいね。 これだけでなんとなくハッピーになっちゃうのでコスパが良い。 こんな日には、キンキンに冷えたアイスティーが飲みたくなる。 でも前日の私はそんなに準備周到じゃないので、アイスティーの作り置きなんかないし、買ってくるのもなあ。 今日は 急冷で作る基本のアイスティーの淹れ方 熱湯から淹れた紅茶を冷やすとき、白く濁ってしまう現象が発生することがあります。 これを、『クリームダウン』と言います。 紅茶の成

          【白濁しないアイスティーの淹れ方】氷がカラン、と溶けていく

          ダルゴナ和紅茶を作る

          ダルゴナコーヒーというのが流行ってるらしい。 インスタの可愛い子ちゃんたちが #おうちカフェ というハッシュタグとともに載せているのを見た。 インスタントコーヒーをひたすら混ぜて作ったコーヒーホイップを牛乳に乗せると、二層のコントラストがおきゃわ!なんだって。 そうなると、お茶屋の娘、なんでもお茶でやってみたくなる症候群。 へへ、誰もまだお茶でやってないんちゃうか?おうおう? ダルゴナ界に激震走らせたろか??おう?(いたって真面目な性格です。) と、思ったら、 抹茶

          ダルゴナ和紅茶を作る

          【お茶一杯分の旅をする】 no.2豊橋柿の葉茶

          no.2 『豊橋 柿の葉茶』 地元が三重なので、名古屋まではよく出かけてたけど、豊橋ってあまり知らないかも。 今回は、職場のお姉さんが、地元に帰省した際にお土産として買ってきてくれたものです。 初めまして、柿の葉茶。 パッケージのカッキーナがきゃわ。 *淹れる 茶葉は抽出されやすいように、細かく砕かれてる。 茶こしがボロボロなのは愛嬌です。 5分ほど置いて茶葉を出してみると、、 柿みたいなとろっとした感じ! *飲んだ感想 すごく素朴で、さっぱりした味。 えぐ味や酸味も

          【お茶一杯分の旅をする】 no.2豊橋柿の葉茶

          【基本の煎茶の淹れ方】基礎があってのフリースタイル

          「お茶の飲み方は自由でいい。」 その通り。 いやいや、しかし、お兄さん。 そんなこと言われても、何をどうしていいかもわかんないんですよ。 基礎がないと、楽しむことも応用することもできない。 今日は、基本のスタンダードな煎茶の淹れ方。 料理で言えば、包丁の持ち方、ガスコンロの火のつけ方、冷蔵庫の扉の開け方。そのあとは、自由な食材使って、自由な火加減で、好きな味付け探してみよう!という塩梅です! ▼使う道具 スケール 茶さじ(なければティースプーンでも代用可) 急須(な

          【基本の煎茶の淹れ方】基礎があってのフリースタイル

          【お茶一杯分の旅をする】no.1長崎ゆめびわ茶

          そろそろ良い加減、外出たい。 人に会いたい。 1日家にいるだけで気が滅入りそうで、どうにか家でハッピー妄想劇を繰り広げたい私は閃いた。 お茶って、各地に生産地があるよな・・・ 「お茶で旅企画したろ」 嬉しいことに、私がお茶をよく飲むという話をすると 友人たちがお土産で各地のお茶を買ってきてくれたりする。 自分でコレクトしたものも含め、そんな愛くるしいお茶たちとともに、地方に想いを馳せてみることにした。 no.1『長崎ゆめ びわ種茶/びわ茶』 こちらは友人からのお土

          【お茶一杯分の旅をする】no.1長崎ゆめびわ茶

          小瓶のスパイスとリップクリームは一生使い切れない

          こんばんは。 お茶についての初記事にしては、いきなり邪道なトピックス。 いきなりですが、、 誰しも家に、いつ買ったか忘れた、謎の小瓶のスパイスってありません? ちょっと意識高めに、カレーに入れたらうまいやろとかいう理由で買ったいつぞやのやつ。 うちにはある。 リップクリームは使い切る前に折れるし マニキュアは使い切る前にカピカピになる。 謎のスパイスは使い切る前に賞味期限切れとる。 そこで今日は、家の調味料棚で眠ってるスパイスで、いつものお茶をアレンジしてみます!

          小瓶のスパイスとリップクリームは一生使い切れない

          ごあいさつ

          「美味しいコーヒー飲みに行かない?」 という具合に、 「美味しいお茶飲みに行かない?」 というあったかい世界があってもいい。 出来るだけ 身近に、身軽に、気軽に、 生活の一部にお茶があったらいい。 堅苦しいイメージがあるけれど、、 アイスで飲むもよし、 ミルクで割ってもよし。 ハーブを入れてみたり、 スパイスを調合してみたり。 お茶のお菓子も美味しいし、 料理にも使える。 酒飲みには、 お茶をお酒で割った、茶割もサイコー お茶で乾杯なんてイカしてるぜ。 朝、

          ごあいさつ