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海外で行ってみた、本好きにたまらない図書館と本屋

海外駐在中の本好きなら、駐在期間中に日本ではできない本との触れあい方も是非楽しんでください。参考に、自分が海外旅行や海外駐在中に行ったことがある、本好き向けの場所を紹介します。

ウィーン 国立図書館(オーストリア)

世界一美しい図書館とも呼ばれているので、有名ですね。何と言っても荘厳な天井画が見どころ。知識の素晴らしさを高らかにうたっているようです。訪れたのはもう20年くらい前ですが、この中の空気を吸うだけで頭がよくなる気持ちになります(笑)

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(写真はいずれもPixabay)

マーストリヒト Polar Maastricht(オランダ)

マーストリヒトにある約700年前の教会を再利用した世界一美しい書店と呼ばれる一つです。以前は Selexyz Dominicanenという名前でした。教会の高い天井を利用したレイアウトがいい感じ。写真は2012年、Selexyz時代の店内です。教会の荘厳さと書籍、静けさが見事にマッチしていました。

マーストリヒト本屋


オックスフォード(イギリス)

ハリーポッターのモチーフにもなったボードリアン図書館や、世界一長い5Kmに渡る本棚がありギネスにも登録されたBlackwell'sがあります。

こちらはBlackwell'sの店内です。壁中本棚で埋め尽くされていて、本好きにはたまりません! 大学の街の大型書店なので専門書が充実していますが、普通の児童書や小説もあり、Blackwell'sのマグやエコバッグ・パズル等お土産になる商品も置いているので、観光客がふらりと入っても十分楽しめます。

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ボードリアン図書館はいくつもの建物があります。一般には円形のラドクリクカメラが有名ですが、それだけではありません。ガイドツアーが催行されていて、1488年築の重厚なハンムフリー卿図書館(Duke Humfrey’s library)などゆっくりと楽しめます。

ズトフェン チェーンライブラリー(オランダ)

チェーンライブラリーとは、盗難防止のため本を鎖で固定した図書館のことです。本が貴重だった15世紀末から18世紀頃まで比較的一般的な形式でした。ただ、建物・書籍の状態が当時のまま現存しているのは世界で5か所しかありません。

そのうちの一つ、オランダZutphen(ズトフェン)のチェーンライブラリーは一般に公開されていて、その様子を身近にリアルに見ることができます。1564年築の教会の建物の中で、ガイドさんが英語で詳しく説明してくれます。

どうでも良いネタですが、2015年に我が家が日本人一番乗りを果たしました!

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(Photo from: Atlas Obscure)

イポー Bookxcess(マレーシア)

マレーシア半島北部の都市Ipoh(イポー)の旧市街に、古い銀行を改装した書店があります。銀行の地下金庫をそのまま活用した店内は、金庫のひっそり感と静かな読書が見事にマッチしていて、建物のリニューアルアイデアとして抜群のセンスです。

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終わりに

いかがだったでしょうか? 海外にだって、本好きならたまらない所がいっぱいあります。本好きな方、ぜひ海外駐在中や海外の旅先で、地元の本屋や図書館に行って本と触れ合って楽しんでください! 新しい発見がありますよ!


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