見出し画像

子育て中、インナーチャイルドの声を聞く時の盲点

こんにちは。
こころとからだの健康相談室、室長相談員の小島緩子です。

私は今子育て真っ只中で、子育て中の心の動きやケアについてお伝えしてきました。
子供は自分のインナーチャイルドの投影とはこれまで何度かお伝えしてきました。自分と子供の関係は自分と母親の関係が投影されたもの。
つまり、自分が母親にして欲しかったことが子供から返ってくるのです。

そこで陥りがちなのが、子供とインナーチャイルドをしっかり区別すると言うこと。自分の子供は自分のエッセンスを投影してはいますが、趣味思考の全く異なる別人格。私はフラクタル心理学で家族関係論を学んで上記の法則を知り、自分の子供を通して潜在意識の思考パターンを見つけ修正してきました。

2歳の娘とワンオペで育児をしていると、娘と過ごす時間は楽しく幸せである反面、大人には理解しづらいこだわりなどが続くと、イライラしてしまうことが日常にあります。そこでのストレス反応やその対策については、以前の投稿をご覧いただくとして、子供の行動をインナーチャイルド=潜在意識の思考を探ることに集中し過ぎると、無意識のうちに自分と子供の区別がつかなくなることがあります。
そうすると、子供の行動をますます冷静に見れなくなってしまいます。

子供はそもそも大人の思い通りにならない存在。
その自分とは違う価値観の相手をどれだけ違いを尊重できるかが、子供との信頼関係において大切になります。

そうは言っても子供中心では家の中が回らないこともありますよね。
子供は特徴として、経験に乏しく視座が低い。
なので初めてすることに加減が分からなかったりします。そういう時家では、身の危険や自分と他人を傷つける行為はダメと伝えています。

そして、子供の行動にイライラしてしまう場合、感情を出せる時に出すことがおすすめです。イライラの感情も思考の一つです。溜めてしまうと現実化の種を蒔くことになり、抑えると後で大きくなって返ってきます。

そしてここもポイントですが、怒ったって良いということ。
怒りはただの感情、つまりエネルギーの一つに過ぎません。
それをぶつけなければ何の問題もなく、自立に役立つものでもあります。
怒りの原因を自分に帰して、自分に言いたいことを省みることは前提ですが、私の場合似たパターンの子供の行動にイライラすることが多いので、
その場でジャンプしてみたり、
心の中で言いたいことを言い、
ひと呼吸置いて気合いを入れて気持ちを落ち着ける。
こういった動作で負の感情を持ち越さないようにしています。

他にも対処法があります。良かったら咄嗟のイライラ対処法という題のブログをご参照ください。

大人とは違うこだわりなどの行動を、子供がこだわり通して自立するのを見守り、子供がその個性を活かして最大限幸せになれるように子育てをして行きたいと思っています。
そして、母親である私自身も進化・成長することで子供にそれが投影されて、子供も進化・成長し続けて活き活きできるようにして行こうと思います。

心理学を学ぶ前、子供と自分の関係について何も知識がなく、闇雲に子育てをして子育てが苦しかった頃が嘘のように今は子供と過ごす時間が貴重で楽しく感じています。

世の子育て中の方々が子育てを通して自分のこころと向き合い、深い部分を癒すことで保護者も子供も人生が躍動しハッピーになれる。
そんなお手伝いをしたいと思っています。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?