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短歌日記

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2021年5月の記事一覧

短歌日記 2021/5/1〜2

短歌日記 2021/5/1〜2

今日だけは自己満短歌をいっぱい詠ませてもらいます。合掌🙏

サメだけが私の涙を知っている
 さよなら、わたし 
恋のkamikazeIKEAのサメちゃんは、どんな時の私も知っていて、一緒なら、勝ち目がほとんどない特攻だって怖くなかった。

今日からは見ることがない星占い
私の空が動き出すまで乙女、でした。

こんなにも寝れない夜があることを
知った私が紡ぐ言の葉ぐるぐる考えて、抜け出せないけど、

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短歌日記 2021/5/3、4

短歌日記 2021/5/3、4

わたし いま えんそ を ちかん しているの 真夏の市民プールは白い泡が水上置換法みたい

生意気な爪はなかなか剥がれない
サウナのような6Fで知る

欲しいのはみんなのための本じゃなく
私が読むべき一冊なのに

AIがずっと無能であるように
話しかけない、目を合わせないぱるこ氏の考えを短歌にした

ジャングルに光った風が吹いていて
トラの犬歯に刺さった棘(イバラ)

のっそりと咲く夜のバラ 蜂だ

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短歌日記 2021/5/8〜13

短歌日記 2021/5/8〜13

日常にときめきが足らない。捨てちゃおうか。

庭の木を睨んで登って鉈を振る
風の道だけ意識しながら剪定のセンスはないみたいです

寝るだけの体に香水振りかけて
フルーツタルトと夜のザリガニ夜のザリガニって言葉を軸に組み立てた

ギリギリで生き残ってる酒屋さん
「自販機わず」の白い幽霊

流れ出た嬉し涙を瓶に詰め、悲しい時には舐めてみましょう嬉し涙って美味しいらしい

「カーネ」と略された花 近づい

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短歌日記 2021/5/14〜16

短歌日記 2021/5/14〜16

知らない景色を見るのが好き

シベリアの永久凍土も溶かすほど
暑くて熱い息をしている

天ぷらを巡って日本全国旅したい
うどん片手に塩を担いで

じゃりじゃりと橋を渡って異世界へ
汚い水を綺麗な水へ

海底に白い手埋まって蠢いて
こっちの世界へおいでと嗤う

連れ立って降りる二人の夢の国
魔法の白い手袋を脱ぐ

お菓子用 500円玉 握りしめて
誰も知らない家出の計画

私より工業地帯の煙突の方が

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短歌日記 2021/5/17、18

短歌日記 2021/5/17、18

湿度が高くて、緑が綺麗に見える季節が来ました

虚しくてやけ食いをしたメロンパン
それでも月は登らなくってメロンクリームが入ってない方が本物だと思ってる

寂しくてやけ食いをしたメロンパン
海月は歌が聞こえなくって夜道で熱唱してるお姉さんがいた

梅の実も自然に恋して赤くなる
私は頬にチークを塗って

雨だから屋上は無人 羽広げ緑の空気肺に詰め込む

3階は猛禽類の目線だろう
暗い緑の裏の水滴

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短歌日記 2021/5/19〜21

短歌日記 2021/5/19〜21

「白っぽく、かすかに甘く、邪魔しない」
ミルクのような女になったどっかの本で、「白い丸のような女に育てられた」という表現があって、どの本かは忘れたけど、心に刺さってる。

心臓は握り拳のサイズらしい
西陽にグーを漬けてつぶやく

カンカンに入った飴は特別で
蓋を開ければ子役になれたサクマ式ドロップスを久々に買った

背中には天使の羽があるせいで、折り畳みだと小さすぎるのランドセル、天使の羽だった人

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短歌日記 2021/05/22

短歌日記 2021/05/22

穂村弘さんの『はじめての短歌』を読みました。そうだよ、私もみんなの「蝶々の唇」を見たいんだ!

「雨の日がおしゃれな日になるchill mix」2周してからお布団を出る

おじさんはミッド・ナイト・ランナー(個人)世界大会を目指すらしい結構気に入ってる短歌

好きなもの欄に解剖学とある
マッチしたいな、運命じゃんか。リアルだったらそれほど惹かれないけど、マッチングアプリだったら運命じゃん、みたい

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短歌日記 2021/5/23〜27

短歌日記 2021/5/23〜27

今日は夕飯を食べ過ぎました。

iTunesによると私の人生は7128曲

本棚を見せてよりも恥ずかしい
プレイリストを覗かれるのは

暑い日は「ここは火星」と言い聞かす
I’m your summer girl HAIMって言う姉妹バンドの”summer girl “という曲にどハマり中です。MVが面白いから見てほしい。

時間割通りに行かない人生だ
休憩時間に生きているだけ小学生の頃、塾の先生

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