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【高齢になれば、お洒落を諦めないといけないの……?】
「高齢者向けファッションレンタルサービス」
香川県主催ビジネスコンテスト『瀬戸内チャレンジャーアワード2023』で、私は専門分野外であるこのビジネスプランを最終発表した。
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他のチャレンジャーのように、既に起業や会社として運営している上で
発表するのとは違い、3カ月間という短い準備期間では、
儲かる事業としての収支の積み上げ、リアルな導入先までを明確にできず…
グランプリ・準グランプリを逃した。
ただ、総評の時に伝えられた審査委員長からの感想とアドバイスの中で
このビジネスプランを事業化していく上での「key」となる言葉を頂けた。
「高齢者にファッションで喜びを…誰も考えない」というコメント。
私はこの言葉の中に、真実があると考えた。
「高齢になったらもうお洒落までは、いいんじゃないか…」と。
きっと世の中の誰もが抱く、この価値観や風潮を変えていかないと、
高齢者の方が笑顔でお洒落を楽しむ世の中には、ならないと。
本当に、高齢になればお洒落は必要ないのだろうか…
この投稿記事を読んでくださっている皆様は、どうお考えになりますか?
最終発表に臨む前、
友人達から激励と共に、たくさんのリアルな経験談を聴く機会があった。
友人の祖母が高齢者施設に入居したケース
あれだけ洋服に気を使い、バックなど身に付ける物にもこだわりがあった
祖母が、施設内の他の入居者の方に気を使い、施設に持ってきているのに
身に付けることがなくなり、だんだん気持ちも体も弱っていったとのこと。
他の友人からは、祖母が気に入った洋服を着ていると、他の入居者の方から羨ましがられたり、ひがまれたりされることもあり、
施設内で毎日顔を合わすことから周囲に気を使い、好きな洋服でさえ
着ることが出来なくなった話も、聞くことができた。
高齢者施設の約8割が女性。
女性が多い分、難しい問題だと感じる。
ただこの女性の割合が多いことは、逆の発想で利点に変えることも
出来ると、私は考えている。
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女性にとって、ファッションは「気持ちの切り替え」
では、高齢者施設で女性の入居者が多い現実とそこに潜む問題を
どのように「利点にかえられる」のか…
それは、女性はファッションで気持ちの切り替えをしてきたということ。
私もそうだったが、妻として、母として、仕事での立場や役目。
嫁の立場や、親族の一人として。TPOに合わせ洋服を着替えるように、
普段の自分、仕事の自分、年間行事から家族の節目にと、
その時々に身に付ける装いで、気持ちのスイッチを切り替えてきた。
袖を通すことで、背筋が伸び、気持ちを引き締め、表情までかわる。
女性にとってファッションとは、アイデンティティそのもの。
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私自身、瀬戸内チャレンジャーアワード最終発表の場で着用する洋服にも、やはり、こだわりがあった。
身に付けることで、登壇の意気込みや緊張感までも
追い風やプラスにするべく、ゲン担ぎのようでもあった。
人生の節目となったことを振り返っても
女性にとって、ファッションは自分を表現し気持ちを切り替える上で、
切っても切れない物であると考えている。
だからこそ高齢者施設といった集団生活の中での制約と限られた空間の中で
自分らしさと、気持ちの切り替えのために
「高齢者向けファッションレンタルサービス」を事業として立ち上げたい。
そして、誰か一人だけがファッションを楽しむ状況では目立つことも
施設内の誰もが、自分の好みの洋服を気軽に手に取り楽しめる環境作りで、
周囲に気を使い、生き甲斐を奪われることも無くなっていくにちがいない。
最後に…
私は2023年の年末から、
「高齢者にも、お洒落心は必要!」
「いつまでも、いくつになっても、ファッションを楽しめる世の中を!」と
Xの投稿を通し、発信しています。
おかげさまで、投稿に目をとめ、
共感して頂ける方・賛同してくださる方も、増えてきました。
よろしければXの投稿もご覧頂けましたら、幸いです。
ここまで興味を持って読んでいただき、ありがとうございます!
是非、今後の記事にも関心を持って本ビジネスプランを
温かく見守って頂けましたら、幸いです。
引き続き、よろしくお願い申し上げます!
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