YouTubeやブログサイトでのアドセンス収益化のマネタイズは先細る可能性が高いという根拠。

今やユーチューバー（YouTuber）という言葉が市民権を得て、あたかも職業として認知された感があるようだけど、このYouTubeの閲覧で得られるアドセンス広告の報酬も含めて、今後の見通しに暗雲の兆しが見えています。

今回はその辺についての見解をシェアしたいと思います。

さて、YouTuberは広告報酬を得るために一定の基準を満たさなければ、広告での収入を得ることはできませんが、YouTubeで収益を得るためには パートナー プログラム（YPP）に申し込み、承認される必要があるんですね。

詳しいことは、こちらのYouTubeヘルプセンターのページで確認いただくとしてザックリ説明すると、YPPの承認を受けて広告収入を得るためには、以下の４つの条件をクリアしなければいけません。

１つ目、直近12ヶ月のチャンネル総再生時間が4,000時間以上であること
２つ目、チャンネル登録数が1,000人以上であること
３つ目、申請時点の年齢が18歳以上であること
４つ目、投稿コンテンツが広告掲載に適していること

以上の４つの条件をクリアしても、YouTubeの広告報酬単価は１再生あたりで0.1円が相場だと言われているので、5万回再生されても5千円にしかなりません。

月に10万回再生されてやっと1万円の報酬を得られるわけですが、10万回も再生されるような動画を編集するのは中々で、誰にでも簡単にできるものじゃありません。

もちろん0.1円という単価相場にしても平均なので、ジャンルによっては高単価の金融・保険や不動産などのように、広告主が奮発してくれるジャンルもありますが、それでもせいぜい2円から3円といった単価止まりなんですね。

実際にはチャンネル登録数が膨大な数を誇る人気YouTuberになると、広告収入以外のマネタイズも可能ですが、一般人にはまず無理な話ですね。

YouTubeは一般人が無名から始めるには、そういう厳しい現状でもあるわけなんですが、それに加えてこれから先の見通しの暗さに気がつくべきだと思います。

というのも、YouTubeというのはGoogle傘下の動画プラットフォームなわけですが、このYouTubeに広告無しで鑑賞できるYouTubeプレミアムというサーブスの提供を開始しましたよね。(^_^)b

具体的なサービス内容で言うと、広告無しで動画保存とオフライン再生が可能になり、YouTube Music Premiumも付いてくるというものです。

なぜGoogleが無料動画から、有料であるプレミアムサービスの提供に踏み切ったのかと言えば、ユーザーのニーズを汲み取り、広告表示が嫌われていることに対して何らかの方針を決めたからではないかという推測ですね。

ユーザーが広告を嫌っていることはよくわかっているわけで、これまでの広告主からの収入から、ユーザー課金のサブスクモデルへと舵を切ったとみていいのではないでしょうかね。(^_^)b

この流れを読むと、しばらくの期間は広告報酬でのアドセンスモデルを継続するにしろ、いずれはサブスクモデルで無料と有料動画のコンテンツ切り分けを行い、コンテンツの質を上げていく施策を打ち出すと思うのですよ。

仮にこのままアドセンス広告の仕組みが残ったとしても、広告無しの動画視聴が増えてくると、現在のような報酬単価や視聴者数が確保できるかは、はなはだ疑問の残るところですね。😔

とにかくGoogleが一番目指していることというのは、ユーザーの利便性を高めることであり、その追求のために検索エンジンのアルゴリズムをアップデートし続けているわけなので、先の見通しは見えてくると思うのです。

ユーザーに嫌われているアドセンス広告の矛盾に、Googleが手を付けないはずが無いというのは、私の思い込みでしょうか。

まぁ、遅かれ早かれ多少の変動があるとみて、アドセンス広告報酬のビジネスモデルに取り組んでいる人は、保険をかけておくべきだと思います。

また、これから取り組もうとしている人は、アドセンス主体でのマネタイズではなく、ASPを絡めたアフィリエイト報酬も視野に入れて検討すべきだと思います。

いずれにしろ、noteを主軸にしての展開が、コンテンツビジネスでもっとも早く成果を生み出すことは、間違いないと考えていますけどね。(^_^)b

ってことで、今回は
「YouTubeやブログサイトでのアドセンス収益化のマネタイズは先細る可能性が高いという根拠。」という今後のアドセンスの見通しについてでした。
※見出し画像のイラストは、ねこねこむさんからお借りしました。

では！

アドセンス　　見極め付けて　　のほほんと

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