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人の欲って限りが無い!望んでいたものが手に入ると次が欲しくなる欲望連鎖の罠に嵌まる。

つくづく人の欲って限りが無いんだなぁ・・・と、資産がたんまりとあるはずの裕福そうな人たちが、もっとお金を欲しがっている様を見せつけられると可哀想な気もしてくるんですが、お金は無いよりあったほうがいいのです。

ただそのお金をどのように使うのかで、その人のお金との向き合い方がわかってしまうということですよね。

ほら、よくお金の亡者っていう言い方をするじゃないですか。
あれなんかも、お金に目がくらんでいるように、お金お金で、すべての価値判断をお金という物差しで測ってしまう姿勢を揶揄されているんですよね。


あぁは、なりたくない・・・そういう心の中には、お金をたっぷり持っている人に対する羨望もあると思うのですよ、それを足し引きして帳消しにしたいからの、あぁは、なりたくない・・・という気持ちなんじゃないでしょうか。


人の欲望を、言い方変えると、その人の願望になるわけで、願望と言い換えたとたんにドロドロした感じが消えますよね・・・って私だけですかね、そう感じるのは。😅

欲望・欲求というのは成長のエネルギー源だと思うんですが、願望となるとその点で人間臭みが少し薄れて、清廉なニュアンスが漂う・・・気がする、いやそんな気がしません?

言葉遊びじゃ無いけど、欲望・欲求というのは満たすもので、願望というのは果たすもの、達成するもの、というのが私の個人的な受け止め方なんですが、願望のほうが欲望の先にある・・・そんな感じですね。

マズローの欲求5段階説なんていうのも、生理的欲求から始まって自己実現の欲求までピラミッドのように構成された図でお馴染みですが、それぞれの段階で満たされた欲求が上位の欲求に移っていくという概念図ですよね。

この5段階の中で性欲・食欲・睡眠欲が生理的欲求として、一番低次元の欲求と定義されているんですが、これらの三大欲求だけが生理的欲求じゃないわけですね。

新鮮な空気を吸い込んで呼吸することも、喉が渇いて水分を摂取することも好きなスィーツや有機食材にこだわることも、みんな生理的欲求でありながら、他の欲求も満たしていると思うんですよ。

それが承認欲求や安全の欲求に絡んでいたり、ブームに乗っかって仲間はずれや流行遅れでダサく見られないように、頑張ってしまうという社会的欲求かも知れないし、自己実現欲求にも絡んでいるのじゃないかと。

おっとっと!

なんだか、カタッ苦しい話に逸れてしまいましたが、欲求・欲望というのは人としての本能に近い部分で起こり、アブラハム・マズローが考察した理論のような心理行動じゃ無くて、行ったり来たりしてると思っているのよね。

低次元から始まって、そこの欲求が満たされてから上位の欲求に向かうということじゃなく、軸足が5段階のどこにあるかだけで、各段階の欲求を行ったり来たりしているというのが、個人的な論考なんですけどね。(^_^)b

そうでないと、立派(そうに見える人も含み)な人物が、痴漢や下着泥棒などの破廉恥な犯罪に手を染めたり、SMや女装趣味に奔ったりする心理行動の意味がわからなくなっちゃうんですよ。

ちなみに、SM嗜好や女装趣味が悪いとか、犯罪行為だと言っているわけじゃありませんから、そこんところはよろしくね。(^_^)b

まぁ、他にもいろいろと思い当たることがあるけど、それはさておき言いたかったことが、人の欲って限りが無いですよねってことと、どうせならその欲求・欲望をエネルギー源にして生きるといいよね、だったんですよね。

ついつい欲望・欲求の話と、願望の話が出ちゃったから、アブラハム・マズローさんまで引っ張り出したんだけど、なにもそんなにご大層なことでも無いのです。

欲求・欲望は、満たすもの。
そして願望は、果たすもの。

これを言いたくて、満たすモノである欲求・欲望にはキリが無いよね、ってことを伝えたくて、願望には果たした(達成した)時点で終わるわけなのでキリがある、という違いをなんとなく書きたかったわけですよ。(^_^;)

そして成長発展のためには、果たして終わっちゃう願望より、キリ無く湧き上がる欲求・欲望を持ち続けることが必要ですよね、ってことを言いたかったのです。

欲求・欲望と願望を上手く組み合わせることが大事で、欲求・欲望だけで生きると、欲望連鎖の罠に嵌まって足元を掬われたり、人生の階段を転げ落ちるかも知れませんよ、ってことです。

なので欲求・欲望の合間合間に、世のため人の為になるような、自己の欲求・欲望を超えた願望を入れ込んで、成長とともに自己実現の階段を上っていく・・・そんな感じですかね。

行ったり来たりするということを考慮すると、真っ直ぐな階段になっているのじゃ無く、スパイラル(螺旋)状になった階段なんですね、きっと。

行きつ戻りつに見えるけど、少しずつ確実にのぼっていく階段。

真っ直ぐな階段は足を踏み外すと転げ落ちるけど、螺旋階段だと途中で止まれるのです。

真っ直ぐな階段は、立ち止まって振り返らないと過去は見られないけど螺旋階段は、進みながら見下ろすことができるので、過去を参考にしながら昇っていけるのよね。

まぁね、そんなことを考えていた日曜日でした。


ってことで、今回は
人の欲って限りが無い!望んでいたものが手に入ると次が欲しくなる欲望連鎖の罠に嵌まる。」という欲求・欲望と願望の話でした。


では!

スパイラル  行きつ戻りつ  のほほんと


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