人生で初めて次を決めずに退職しました。

はじめまして、まなみ（アラフォー女性）と申します。
昨年末に約9年正社員で務めた会社を卒業しました。退職に至った理由は、ざっくり言うと
・人手不足で過労→体調を2回崩した（そのうち1回は休職）
・人と人を取り持つ機会が多いからか？しょうもない社内政治っぽいのに巻き込まれがち
・ルーチン業務に飽きてきた

といったところです。働き方改革を掲げながらも勝負や締切に追われる事が常態化している広告業界で、今更ながら不毛な会議・アジェンダの無い打ち合わせに時間を取られる事や責任を押し付け合う人々のフォローに要する労力に強いストレスを感じるようになり、「えーい辞めてしまえ！」と我ながら呆気ないものでした。

えーい辞めてしまえ的な結末であってもこの約9年間で得られた経験や人とのご縁はかけがえのないものですし、各所から頂戴した温かい言葉はグッとくるものがあり、「何で辞めるんだっけ、私…。」と思うほどでした。

とは言え、えーい辞めてしまえ的な結末であっても一応数か月悩んだ末に出した結論だったので悔いもなく、後は前に向いて進んでいくだけです。

無謀かもしれませんが一旦フリーランスという形で自分の得意分野を磨きながら時間に追われてサラッと分かったつもりになっていたものを人に説明できるレベルまで理解出来るようにしたり、ひたすら本を読んだり、家の片付けをしたりとにかく極力モヤモヤや消化不良をなくして脳内や物理的な環境をクリアにする事を追い求めたいと思います。
人付き合いもそうかな（手始めに仕事上仕方なくFacebookで繋がっていた苦手な人も削除しました。思ったより少なくてホッとした）。とにかく自由度が上がって使える時間が増えた事を超ポジティブに捉えて頑張るぞー！

しかし自分で決めた事なのに「頑張るぞー！」モードになるには数か月かかりました。退職を決めた直後にご相談した方に「選択肢が圧倒的に増えるのに不安がってるのは勿体ない」と言われた時は「あなたは安定的な未来があるからそんな事簡単に言えるんだよー！キーーーー！」と心の中で叫んだりしてこの有難いアドバイスを全く素直に受け止められませんでした。しかし、「やりたい事」「やりたくない事」を徹底的に洗い出し、何の保証もない中で教育講座的なものに申し込むなど、社会人になって初めて本格的に学びに投資したからかもしれません（…あれ、これってもしかして受験の時に参考書を買って安心した時と同じ？？いやいや違う！違うと言える未来に塗り替える！）。
在職中の殆どの期間、右手人差し指の爪が壊死してたのに仕事や家事が出来てたんだからむやみに食わず嫌いはしない！（なぜか整形外科に行ってイマイチな診断を受けその後放置していましたが、改めて調べたら行くべきは皮膚科と分かり良いお医者様にも恵まれ快方に向かっています。）。

この決断を受け入れてくれた家族にも感謝し、無理しない事を心掛けながら1日1日無駄にしないように生きていきたいです。とりあえず、会社員時代には完全にスイッチをオフにしていたお正月三が日に今年は自分のキャリアについて頭を動かした前向きな記念noteを新年のご挨拶として（1/3の夜ってギリギリすぎますね　苦笑）。。

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