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自分の中の「女」

女子の人間関係を読了した。

この本を買ったときは、なんとなく大学や会社の同期との女子特有の歯痒さを無くしたかった。

けれど、読み始めた途端にタイミングを見計らったかのように「女」に関する悩みが増えた。

プライドがぶつかり合ったときのなんとも言えない痛み、気遣いによって起こる微妙な心の荒み。

もっとフラットに接することができたら、お互いのプライドも気遣いも、良い影響を与えていただろうに。

けれど、それをできないのが「女」の難しさ。お互いのこだわりがやけにぶつかり合ってしまうのも仕方がないことなんだけれど。

じゃあ、解決する方法はないの?と立ち往生したときに、わかりやすい事例付きで解決への道筋を示してくれる本だった。

読み進めていく中で気づいたのは、相手と同じく自分も「女」であること。

自分が「女」でなければ、そもそも関係が歪むことはない。相手が清々しいくらいの「女」でも。

自分の中にも、反省できることはないか?行動に移せることはないか?

相手だけのせいで、関係がうまくいかないのか。それを立ち止まって考えるにはもってこいの本かも。

正直いまだに悩みは完全には消えないけれど。この本に出合えてよかった。

相手ではなく、自分を変えるきっかけをナチュラルに与えてくれる一冊。

皆さんも、女子の人間関係に悩んでいるのなら是非。

それでは、今日はここまで。ありがとうございました。

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