見出し画像

価値観を共有できる同志と「見切り発車」しよう|まちのタレントバンク

今回はベータ版サービスを実証実験中のまちのタレントバンクについてです。今日は日曜日。明日からまた全速力で進めるように、ポイントを書きながら考えるスタイルです。

”個性やスキルを生かして地域に貢献する”という働き方

まちのタレントバンクは自分らしくて幸せな働き方を支えるためのチャレンジであり、それが地域企業の価値創造に繋がることを目指すチャレンジです。
大きなカテゴリで分けると複業・兼業マッチングといった類になると思います。

まちのタレントバンクとは
自身の個性やスキルを活かしながら、地域課題の解決のために複業など自分らしい働き方にチャレンジしたい個人と、そういった人材を活用し、既存事業や新事業の次の一歩を踏み出したい地域の中小企業が繋がるシェアリングコミュニティ

ごく少数の価値観を共有できるタレント人材の方々と実証実験を始めたところです。まずはベータ版として小さく実験しながら改善点を炙り出して修正していく期間になりそう。楽しみですね。

ポイント1:”チームで共創”を大切にする

地域企業とのプロジェクトに取り組む際には、原則タレント人材でチームをつくっていきます。基本的に5人までのチームです。

そうすることで、きっと一人だけでは出なかったアイデアや想定外が生まれます。チーム内で学び合いも生まれます。一見非効率ですが、結果的にタレントバンクコミュニティ自体が良質で面白いものになっていくはずです。

ポイント2:”非金銭的価値”に重きを置くコミュニティ

大きなポイントのひとつはお金以外の価値を引き出すものにしたいという点です。かなり根幹となるコンセプトになります。

・自分の成長や自己実現
・人と人の温かい、ピュアな繋がり
・対外的な信用力

こんな感じで、仕事で得られる報酬は必ずしもお金だけじゃないですよね。むしろお金がない方がふくらむ価値もある。これこそ幸福感や豊かさに繋がるはずです。

とはいえ、現代社会で生活するためにはもちろんお金も必要。なので、”複業”からトライしていこうとしてます。

仕事を依頼する地域企業にも新しい可能性があります。
 
例えば本来なら5万円の報酬を支払うものを、旅館がタレントバンクに仕事を依頼した時の報酬は、その旅館の宿泊券(5万円分)の提供でいい。お肉屋さんが仕事を依頼したら、お肉払い(5万円)でいい。
 
極端かもしれないけど、こんなことをしても面白そうです。クラファン的な感じですね。

「商品やサービスを提供されたら、お金を支払う」

この当たり前の定石を変えたら、仕事を通じた人の繋がりの質も変わりそう
引き伸ばすと、お金が無くてもやりたいことにチャレンジできるチャンスが増えるかもしれない。
個人としてのピュアな繋がりは相互扶助に繋がるからです。

価値観を共有できる同志と「見切り発車」しよう

まちのタレントバンクを創る上では、”価値観を共有すること”を何より大切にしたいです。

<地域と共有したい価値観>
01.地域としての価値創造になるかを常に問い続ける
02.地域の多様なステークホルダーで共創する
03.価値が正当に評価され、本来在る価値に光が当たる地域社会
04.今までの「教育」から地域で共に育つ「共育」へのシフト
05.自分らしく働ける社会が、人と事業のチャレンジを増やす
06.枠を超えて頼り合える繋がりが課題や障害を越える力になる
07.働ける・働いてもらえることへの感謝を持つ

僕たちはこんな7つの価値観をつくって掲げてます。地域と共有したい、僕たちの根幹となる価値観です。

時代は共創(シェア)・ソーシャル(社会的な価値)・修正主義です。

7つの価値観と今日書いた2つのポイント。まずはこういう内容に共感できる同志となる方と、みんなで見切り発車しよう。
 
正解なんて誰もわからないから。間違いなく問題や改善点が出てくるけど、その度に考えてどんどん修正していけば良いと思ってます。

タレント人材の人たちと地域の価値創造について真剣に考えながら働いていった先に、どんな面白い未来が生まれていくのか。とっても楽しみです。

今回も読んで頂きありがとうございました😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?