矢野凌祐|社内ベンチャー共同代表

京都の金融機関で企業内起業。社内ベンチャー事業で京信人材バンクを立ち上げて共同代表に。…

矢野凌祐|社内ベンチャー共同代表

京都の金融機関で企業内起業。社内ベンチャー事業で京信人材バンクを立ち上げて共同代表に。働き方の当たり前を変えながら、「人」から地域を豊かにする『まちのワークインフラ』づくりしてます。人材マッチング事業や複業コミュニティを運営中。noteでの発信は個人的なものです。

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「就活(就職活動)」と「越活(越境活動)」、これからの時代の歩き方

今回のテーマは「就活(就職活動)」と「越活(越境活動)」。 これまでの「就活(就職活動)」だけでなく「越活(越境活動)」を個人も企業も取り入れる時代がすぐそこまできていて、それが個人にとっては働き方や生き方の選択肢の広がりに、企業にとってはイノベーションや価値創造のきっかけに、地域にとっては未来の可能性を耕すことにも繋がるという話です。 複業(副業・兼業)など働き方が多様化していく中で、「越活(越境活動)」を概念として言語化していくことに意義があると感じたので記事にするこ

    • 『朝から晩まで無計画にまちを歩く旅』をしてみて感じたこと

      こんな感じのことを『朝から晩まで無計画にまちを歩く旅』をやってみて実感したという話です。これってイチローとかすごい人が言っていることなんですよね。 いやいや何やってるんですか、という声が聞こえてきそう。。 今回、基本徒歩で行けるところまでランダムに無計画に進みながら1日旅してみようとやってみたんです。 とうぜん目的地も無くどこまで行こうとかもなかったんですが、結果的に予想以上に色んなところを回って、そして予想以上に遠いところに到達できました。 具体的には京阪の松ノ馬場

      • 育休で強制的に立ち止まったときに見つけた真実

        ちょっと哲学チックなんですけど、個人的に感動した発見をシェアできたらと。 育休に入り職業「親バカ主夫」を始めてから昨日でちょうど1ヶ月。 この間、忙しない日常から強制的に立ち止まって、社会との接点が減った(社会が狭くなった)ことで見つけた発見。 働くって 「人に喜んでもらう事」なのかも っていう当たり前な事。 まず育休が始まってから、目標を「妻に喜んでもらう」と決めて家事とか育児とかその他色々やってみたんです。 途中色々とモヤモヤとか抵抗感とか、思うこともありました。た

        • 『再創造』がはじまる2023年

          2023年が始まりました。喪中ということで、新年の挨拶は差し控えたいと思いますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 2023年のテーマは公私ふくめて『再創造』になりそうです。新しくつくり直していく年になりそうです。どういう事かと言いますと、「仕事と家族の2大環境の激変」です。 まず仕事の面。 2020年〜2022年は「創造・新生」がピッタリな期間でした。4年間準備した社内ベンチャー事業がスタートして、まさしく0⇨1をやってきました。そして、2022年のテーマは「勇気

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        「就活(就職活動)」と「越活(越境活動)」、これからの時代の歩き方

          「早く行ける1人」が集まる共同体をつくって、みんなで遠くに行くためのまちづくり

          年の瀬なので超濃密だった2022年を振り返りました。京信人材バンクの共同代表として走った3年目。主な活動とそこから見えたこと感じることを素直に出してみました。 主な活動①まちのタレントバンク 1月から2つの新しい取組をプレスリリースするところから始まりました。 ひとつは地域の面白い複業人材を地域の中小企業でシェアする『まちのタレントバンク』。時代の流れに合わせて変化進化していきたい中小企業にとって「人」の課題は深刻で、何とか新しい形で応援したいと始めました。 京都の老

          「早く行ける1人」が集まる共同体をつくって、みんなで遠くに行くためのまちづくり

          常に幸せな状態でいるための努力

          自分がやりたいことがあって、それは自分にしか出来ないこと、それを仕事にできているのはとっても幸せなことです。そういうことを仕事にできていて、なおかつ最低限食べていけるし、家族や友達と過ごす時間を楽しむ余裕があれば、それはもう人生成功だと思っています。 でも一度そういう状態になれば人生ゴール、とはいかなくて。それはあくまでその瞬間の状態、刹那的な状態でしかないんですよね。人は成長していくし、変わっていく。さらに自分自身だけじゃなく周りの環境も変わっていく。自分の心身や仕事、家

          常に幸せな状態でいるための努力

          初めてだらけの27歳の終わり、「若手の終わり」が見える28歳の始まり

          今日で28歳になりました。いつもお世話になっている皆さまに感謝です。 27歳は、自分との闘いでした。闘うしかなかった、とも言えます。それほどまでに未熟さや足りなさを感じ苦しんだ1年でもありました。 地域の信用金庫で社内ベンチャー事業を立ち上げさせてもらい、共同代表になりました。全てが初めてでした。 「社内ベンチャーの共同代表とは何か?」 「どうすれば他人の、社会の役に立てるのか?」 「限られた時間、資源をどう使えば成果を出せるか?」 答えのない問いを前に、何度か立ち止

          初めてだらけの27歳の終わり、「若手の終わり」が見える28歳の始まり

          複業は色々な働き方を織り交ぜ、自分色にアレンジできる入り口になる

          色んな働き方を織り交ぜアレンジしながら、キャリアを自分色にする。そのために、「複業」がひとつの入り口になるという話です。 「編み込む」働き方「自分らしい働き方」というのは、簡単には見つかりません。でも確実に近づいていくことができます。だから探し続ける価値があります。 ▶︎「会社員のように働く」フリーランス ▶︎「フリーランスのように働く」会社員 今、こんな働き方をする人が増えています。会社員にフリーランスを編み込んだり、フリーランスに会社員を編み込んだり。どんどんと働き

          複業は色々な働き方を織り交ぜ、自分色にアレンジできる入り口になる

          複業人材のつなぎ手としての地域金融機関

          地域の金融機関は、「複業したい人」と「複業人材の力を借りたい会社」とのつなぎ手として大きな可能性を持っているという話です。 「複業」という自分らしい働き方へのトビラ自分らしく働き方を実現するための有意義な方法の一つが「複業(≒副業・兼業)」です。 ここでひとまず定義として、 「”自己成長や自己実現”、”社会貢献”など、お金以外の価値を主な目的において複数の仕事を持つこと」 と、しておきます。 自分らしい働き方を実現するためには、まずは色々な働き方の選択肢を知ることが

          複業人材のつなぎ手としての地域金融機関

          自分らしい働き方はマルチレイヤーな選択肢を知るところからはじまる

          自分らしい働き方を見つける、実現する。そのために欠かせないことがあります。それはまず「働き方や仕事のスタイルにはマルチレイヤー(多層的)で多様な選択肢がある」と知ることです。 働き方の選択肢は多種多様で、自分色にデザインできるふだん『まちのワークインフラ』を標榜して、色々な人の新しいチャレンジを応援するため、地域で枠を超えた働き方を支える活動に取り組んでいます。 そんな活動をしているので、とうぜん色々な働き方を実践したり実験している方と出会います。起業している人、フリーラ

          自分らしい働き方はマルチレイヤーな選択肢を知るところからはじまる

          ここにきて忙しさが極まっている。でも、まさしく0→1という感じでの局面で、こんなに楽しい瞬間はあまりないと思う。いや、これからもこの感覚を求めて生きていくんだろう。考えていたものが形になる感覚。1年後の光景も読めないスリル。書きかけnoteがなかなか完成しない切なさと共に。

          ここにきて忙しさが極まっている。でも、まさしく0→1という感じでの局面で、こんなに楽しい瞬間はあまりないと思う。いや、これからもこの感覚を求めて生きていくんだろう。考えていたものが形になる感覚。1年後の光景も読めないスリル。書きかけnoteがなかなか完成しない切なさと共に。

          昨日は念願のテニス!2時間夢中になりすぎて写真がひとつもない。軟式だとピュアに楽しめなかったけど、硬式なら「出来なくて当たり前」だからシンプルに楽しかった。超久しぶりだったのに思ったより動けたのも嬉しかった。これは次も楽しみ〜

          昨日は念願のテニス!2時間夢中になりすぎて写真がひとつもない。軟式だとピュアに楽しめなかったけど、硬式なら「出来なくて当たり前」だからシンプルに楽しかった。超久しぶりだったのに思ったより動けたのも嬉しかった。これは次も楽しみ〜

          仕事には急ぐときほど、急がない方がいいときもある

          最近の仕事で得た教訓です。新商品を開発する。新サービスを立ち上げる。などなど新しい試みを仕掛けるときの話です。 京都を中心にした人材紹介やお仕事紹介サービスを運営している「京信人材バンク」。 ”頼り合いチャレンジしやすい社会”を目指して 「まちのワークインフラ」として枠を超えた 働き方を創り支える と言うパーパス(存在意義)に則って、地域の複業・兼業的な働き方をつくる第2の新サービスを準備しています。 仕事の見通しは順調に外れる当初は2021年11月ローンチを目処に必

          仕事には急ぐときほど、急がない方がいいときもある

          良い意味で執着を手放したい

          2021年度も折り返しがやってきたようです。 信用金庫の社内ベンチャーとして”まちのワークインフラ”を目指して人と企業を繋げたり、色んな垣根を超えた働き方をつくったり、という毎日です。 漕いでも濃いでも前に進まず、あげくの果てには今前を向いているのか、後ろを向いているのかもわからないような時もありました。振り返ると、とにかく走って、静かに激しくもがいた半年でした。 そして激しくもがき追い込んだ結果、体調を崩したりもしました。 でもそういう苦しい経験から、少し「手放すこ

          良い意味で執着を手放したい

          「ポタリング」というものをやってみた|理想のリフレッシュ法を探して

          「どうやったら限られた時間でリフレッシュできるか?」 仕事や働くことを突き詰めていくと、どこかで「休み方」にぶち当たるんです。仕事人間にとって、最重要テーマの一つですよね。 琵琶湖ポタリングやってみた昨日は妻とポタリングなるものをやってみました。 「滋賀県大津市に住んでいたら、琵琶湖沿いをポタリングしない手はないでしょう!」ということですね。 ポタリング(和製英語: puttering)は、目的地を特に定めることなく気分や体調に合わせて周辺を自転車でめぐること。一人か

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          帯状疱疹になって在宅勤務を5日間続けてわかったこと

          先々週の金曜日から帯状疱疹になっておりました。 免疫機能が弱って、体内の神経節の中に潜む水疱瘡ウィルスが暴れだすんだとかで、「過労とストレスですね」と言われました。 たしかに少し仕事が立て込んでたかなあとは思いつつも、相棒のレンさんはピンピンしているので、頑丈な人はうらやましい限りです。 疱疹が出てる上半身が痛いので、服もまともに着れません。そんなワケで図らずも5日間、半裸で在宅勤務をする羽目になったのでした。 その結果わかったのは、 「在宅勤務は、たまにで良い」

          帯状疱疹になって在宅勤務を5日間続けてわかったこと