作詞作曲はDAWを使えばそれほど難しくないし結構面白い
作詞作曲をやってみたいとは音楽好きであれば一度は思うことです。
そういう私もその一人です。
楽器でもやっていますと、オリジナルの曲をやってみたなあと思うはずです。
今回は、そんな作詞作曲を少しやってみたので、ご紹介します。
1.どうやって作詞作曲をやるのか
一番はじめにひっかかるのは、あまりにも基本的なことで、どこから手を付けるのです。
私もそうなりました。
プロのミュージシャンでもなんでもありませんし、まわりにやっている人もいないため調べました。
ネットの記事でも少しは紹介されていますが、まあアルファベット知らないのに英文を書こうとする人はいないのと同じで、音楽理論を知らずに曲は書けないでしょうからそんなことも書かれている作曲の本を何冊か読みました。
音楽理論を知らないと作詞作曲が出来ないのかというと、そんなことはもちろんありません。
プロですら楽譜読めない書けない人が多くいて、それだと当然編曲は自力ではできません。
しかし、そういうかたたちには、そんな欠如している知識をフォローしてくれる強烈なスタッフなどが近くにいます。
我々はそうはいきませんので、ひとりで全部やるとすれば、知識は自分で得るしかありません。
結論から言えば、作詞と作曲をするときに、どちらかのイメージを先に作って、それにもうひとつを合わせていくため、どちらか得意な方を先につくればいいということになります。
作詞と作曲は普通の人は同時にイメージできないため、どちらかを先行させます。メロ先(めろせん)、(歌)詞先(しせん)、と言われているものがあります。
これはどちらを先につくるのかということでよく使われる言葉です。この言葉を知っている人はすでに経験のあるかたです。
2.そうは言ってもはっきりとしたイメージがどれも出てこない
そうなんです。作詞か作曲かどちらか先に先行させればいいと言われても、そのどちらもイメージが出てこないというのが普通でしょう。
ハミングをして曲を作ればいいというやり方もありますが、やってみたらどこやら聞いたことのある曲になっていませんか。聞いたことのない、新しいメロディはそう簡単に出てきません。
その点、歌詞のほうはまだ作りやすいかもしれません。
伝えたい内容を作って、たぶんにオリジナリティが出ているはずです。
しかしその歌詞にそのまま曲をつけれるかというと、それはそれでなかなか難しいものがあります。
どうやっても、うまく作れないのは、自分に独創性がないんだ才能がないんだと言ってしまえばそれまでで、そう決めつけるのではあまりにもつまらないです。
3.DAWで適当に作ってみるといい
それを打開するために、ツールを導入します。DAWを使ってDTMをやってみるんです。ちょっと聞き慣れない言葉が出てきたかもしれません。
DTM(DesktopMusic)というのはまあいやコンピューター上で音楽を作ろうというもので、そこではDAW(DigitalAudioWorkstationダウ)と呼ばれている音を出すソフトを使います。
かつては、高価なソフトウエアでかつ、高価なPCを必要としていましたが、いまどきは無料でも十分な品質の音の出るものが得られます。
iPhoneにも機能がほぼ同じの、音楽作成アプリとしてMACでも使えるGarageBandが搭載されています。
使ってみたところDAWはちょっと敷居が高いなあという人は、このiPhoneのGarageBandを使ってみるのがいいでしょう。
音楽理論よくわかってないのに、DAW使ったからって曲なんか出来るの?ですが、ギターを弾いているかたならコード(和音)を弾いているはずです。そのコードは音楽理論で合ってるなんて弾いている人はいないでしょう。
そのコードの並べ方をコード進行といいます。
ギターでは気にもせずに楽譜に書かれているコードを弾いている人が多いわけですけど、有名な曲とかは、実はコード進行が共通しているんです。
コード進行自身は音楽理論からある程度説明ができるわけですけど、そんなの知らなくても王道のコードはそんなに多くありません。
それをDAWに打ち込む(キーボードで打ち込みます)のです。
ギターだってコードは見ながらやっていますから、それと同じでピアノでどこを押さえるかを調べてマウスでカチカチ入れていきます。
いくつかコードを入れたらあとはコピペで作ります。
音質としてピアノがいいのかギターがいいのか、そういうところは手持ちのソフトの機能によりますのでまあその時使える音で構成したらいいでしょう。
そして、それをですね、流してみるんです。
これいいなあというコード進行だったら、そこからイメージがわいてくるはずです。
それでもわいてこないときは、和音で使った音階のどれかを適当に選んでマウスでポチっとクリックして曲を作ってみます。
適当に入れていって、聞きながら、ここはこれかなと音を上下左右に移動したりしているうちに気に入ったものが少しみつかるはずです。
曲にするにはAメロ、Bメロ、Cメロ、サビとありますけど、それらのコード進行も決めておいてそれぞれに音をつけていきます。
なんとなく入れてみて全体を聞いてみると、一流のミュージシャンになった気分になると思います。DAWは正確無比で質の高い音を出しますので、うっとりとするかと思います。
それにドラムでリズムつけたりするとさらにご機嫌になります。
私の経験では、このようにコードを先にいれて、作曲してから作詞をするのがどれもイメージ出来ない人にとっては楽だと思います。
作詞が得意なのですでに出来ているのでしたら、音を作るときにその歌詞にそっていれていきます。
歌詞がまだなら、作った曲に合わせて歌詞を作り込んでいきます。
4.それでも面倒だなあというときは好きな曲のコード進行を使う
いやあ、それにしても面倒そうだってことですけど、作詞作曲が簡単に出来ることはないです。
そのため多少の面倒はしかたないかもしれません。
これまでコード進行をDAWにいれて曲とそして歌詞を作るのが手早いと言いましたが、じゃあコード進行はどれを使えばいいんだよとなります。
そのときは、自分の好きな曲のコード進行をそのまま使ってみてください。
メロディを真似すれば著作権がどうのこうのはありますけど、コード進行をまねたからといってそれだけで咎められることはまずないでしょう。
説明していませんが、曲を作るのには、メロディ、コード、リズムがあって、好きなやつからとりかかれば
いいのですけど、まあ私のように、いきなりイメージがどれもわいてこないというかたは、
どこかの曲のコード進行をまねて、メロディを作り出し自分の曲とするのがおすすめです。
パソコンはあんまり得意じゃないんだよなというかたは、iPhoneだけでなくスマホではそういうアプリがありますので、是非トライしてみてください。