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いまさら完走できるかどうかわからないけど横浜マラソンに申し込んでみる

1.いい歳をしてフルマラソンに申し込んでみる

ここのところ一時のマラソンブームは過ぎ去ったようですので
どこの大会もやたら倍率が高いということはなくなったような気がします。気のせいか、ジョギングをしている人もあまり見かけなくなったようにも思えます。

マラソンといいますかジョギングの魅力はやはりやってみないと
なかなか理解されにくいですけど、私の経験で言えば、出来なかったことが
出来るようになるのを直に実感できる
ところです。

私の周りでは陸上部の人が社会人になってても陸上を楽しんでやっている人はほとんどいません。
それは陸上の楽しさよりも練習の苦しさが残っているからのようです。

ランニングの楽しさは、そういったあるところまでやり切った人ではなく、
まったく陸上に興味もなければ、やったこともなかった人のほうがよく理解できます。

同じ走るのでも短中距離ですと、タイムしかありませんので、ここに楽しみを見出す人は少ないでしょう。
きついだけでしょう。
その点マラソンはかなり優れた市民スポーツといえます。
大会ですら完走するだけで立派にやり遂げたことになる、なかなか他にないスポーツです。
しかも、個人で参加できます。

野球やサッカーなどでぼろ負けして楽しかったと喜んでいる人はまあいないでしょう。
ところがマラソンは他人とぼろ負けはありです。

自分の目標のみが競争相手といえます。

とはいえ、フルマラソンとなると、完走のハードルは結構高いものがあります。
歩きもいれてなんとか制限時間内にゴールするんだというゆるい目標を
たてても、きついものがあります。

これらの話は私の経験ではありますが残念ながら最近の話ではありません。
二十年前というレベルでの話です。マラソンについては自分の中では引退していたわけですが、またも急にやることになりました。

2.そんなことがあるのかというエントリーの当選結果

すっかりマラソンは引退している私ですが、実は毎年横浜マラソンにだけはエントリーしていました。
参加する気ないのに、エントリーだけをしていたわけです。

去年などは、地元枠は落ちたものの、一般枠では当選していました。
地元枠の当落だけ確認しただけで、一般枠はどうせ倍率が高いので無理だろうと気にもしなかったのですけど、当選メールがいくつかのメールにまぎれて届いていました。もっとも、一般枠での当選を知っていても申し込んだかどうかはわかりません。

しかし、今年は抽選で不思議なことがありました。
抽選のあるイベントはどれでも同じかと思いますが、当選してから期限内(だいたい一週間ぐらいですか)に諸手続きを行わないと、つまり支払いを完了しないと当選が無効になります。

大会主催者からメールが飛んできましたが、それは当選しましたというメールではありませんでした。

当選しているのに、支払いをしなかった人へのアンケートでした。

意味わからないですよね。

そこでチケットを扱っているローチケを確認したところ、当選しているけれど、払込がなかったのでエントリー無効というステータスが出ていました。

えっ?どういうこと。

今年はなぜか当選したというメールが私のところには届いていませんでした。知らない私は払込をしないため当然エントリー無効です。ローチケを見ればわかるのですけど、いまいちやる気がないのでメールのみ頼りでした。

今年は、そんな当選したのに払込をしていない人が従来より多く、
しかも、それはおかしいと大会事務局に問い合わせた人が相当数あったそうです。

指摘事項としては、5月30日締め切りって書いてあったみたいだけど、
誰だって5月31日だと思うだろという内容だったようです。
そのあたりはよくわかりませんが、とにかく、ちょっとなんとかしたほうがいいなとなり当選して払込をしなかった人へ全員メールを送り、もし出場したければ特別に申し込み期間を別に設定するというものでした。

そうなりますと、ほとんどその気がなかった私もそこまで言われたら、これは出たほうがいいなとなったというわけです。


マラソン人気が急激に陰りを見せたのはコロナ禍のせいであるのは間違いないところです。
マラソン好きにとっては、コロナによって大会をやるやらないは自分の気持ちには影響しません。
ところが、そのときだけ走ろうなんていう、まさに私のことですが、そういう人は大会中止が続くと、特にいいかなとなってしまいます。

あと一番よくなかったのが、大会参加料の高騰です。
過去はマラソンの参加費は5000円~8000円程度でした。

ところがコロナ禍の影響で、大きな大会は、これまで以上にスタッフが必要となったり設備を増やしたりととてもそんな金額では運営できなくなり、今はおおよそ2万円ほどです。

マラソン好きでなければ、苦行に2万円も払えるかってことになります。

私もまったく同じ気持ちだったんですけど、あり得ない事態でしたので、それでもいいかと、出場を決めました。

申し込んでしまうと、あとは走るしかありませんので、なんとかやるしかないかなと言う気持ちです。
ただし、フルマラソンはほんと最後にしたいです。

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