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ゴールデンゾーンを最大限に活かした収納

家族の動線や手の届きやすい範囲を考えて、常識破りの位置に下着を収納。改善はラクしたい気持ちから生まれる。

大手製造メーカーでマーケティング職に従事しながら、2歳の男の子を育てるSさん。WEBデザインにも取り組んでおり、このサイトの図解も担当。各所で大活躍なのにワーママ独特の「がんばってます」オーラがなく、自然体で誰にでも好かれるSさん。今回は、そんなSさんのナゾに迫りました。

泥美(以下、🐱):Sさんってどうしてそんなに自然体でいられるんですか?息子のK君との毎日も楽しんでおられて、すごくいいなぁって思います。私なんて、毎日ヘロヘロで汗。「疲れてますオーラが出てるよ」って周りからも言われしまいました苦笑。

Sさん(以下、🐰):私も復職直後は会社で「疲れているね?大丈夫?」と心配の声をかけてもらっていました。しかも週で一番元気なはずの月曜日に笑。なので、子どもと一緒に寝るような生活リズムに変えて、平均7時間は寝るようにしました。

🐱:7時間睡眠!!今までお話を聞いてきたワーママと全然睡眠時間が違いますね。確かにそれだけ睡眠時間を確保できたら疲れはとれそうですが、どうやってその時間を確保していますか??

🐰:ひとつ参考になるとしたら、家電や家具のレイアウトかも…私、体力にあまり自信がなくて。だから家の中でできるだけ動かなくて済むように、家電や家具の配置を考えました。また、私が手伝わなくても済むように、子どもが通りやすい場所、手の届く範囲を考えて配置しています。収納アドバイザーのお友達に教えてもらったのですが、使う場所に近くて、手の届きやすい場所を”ゴールデンゾーン”というそうです。ゴールデンゾーンを意識して、レイアウトをしています。

🐱:どんなレイアウトですか??部屋の間取りと家電の位置を具体的に教えてください!

🐰:いいですよー。レイアウトは、こんな感じ。


🐱:マンションなんですね。こう見ると、マンションそのものの部屋の間取りはどこにでもありそうですが…。

🐰:マンションですから笑。ただちょっと違う点を言うと、実は洗面所の下に下着を収納しているんです。普通はこんなところに置かないと思いますが、子ども目線で考えるとお風呂から出てすぐにあって、かつ自分の手が届きやすいところって洗面所の下なんですよね。ここに置いておくと、子どももお風呂上がりに自分で下着を出してくれるんです。
で、同じ場所に自分や夫のものも収納しています。お風呂に入る前に下着を用意しなくて良いので、用意を忘れて「パンツがない!!」っと慌てることもなくなりました笑。あとは、洗濯機やお風呂場の配置から2、3歩歩いたところに服を収納しています。あ、これは収納といっても、タンスとかじゃなくて。うち、タンスは無いんです。

🐱:タンスがないんですか??ボックスとかですか?

🐰:いえいえ。ボックスもなし。カゴをいくつか並べているだけなんです笑

🐱:えーー!!カゴだけなんですか??それでどうやって服を整理整頓できているのか、大分ナゾなんですが…。

🐰:そのナゾについては、また次回ということで笑。とにかく、洗濯物は洗濯機で乾燥までしてしまって、それが終わったらそこからほとんど動かずタオル、下着、その他を片付けていくから、ほんとに歩いていないと思います。体力がないのはそれはそれで改善しなきゃいけないので、トレーニングは、コツコツやっているんですけどね笑


🐱:確かにこれならほんとに動かないですね笑。一度歩数計で測って、Sさんと比較させてください笑。随分と改善の余地がありそうです。
それから、次回は必ずカゴだけの収納ワザを教えてくださいね!!

【ビジネスへの転用】
動作の経済性を考え、ムリ・ムダのない配置を。最短動線を意識だけではなく、ゴールデンゾーンを考慮して配置を設計する。

🐱泥美プロフィール
男児(1歳)をもつワーママ。29歳、育休明け1年目。IT系企業の人事担当に所属。毎日綱渡りの生活を送っているが、何とかしたいと考えている。先輩ママのスゴ技を聞いて、少しずつパワーアップ中。


※ この記事は過去wamama(presented by takujim)で掲載した内容をnoteに転記したものである。


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