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行ってきました、日本一周!

どうも、やなぎです。
気づけば5か月ほど更新していませんでした。
というのも理由がありまして、実は日本一周してました!!

7月中旬から34ヶ月弱かけて、妻と二人で日本各地を旅してきました。
二人とも仕事辞めて、車内をDIYして、税金を切り替えて、旅では災害級の大雨に打たれて、、、などなど
振り返ってみれば大変なこともありましたが、本当に素晴らしい体験ができました。
後々、旅行の詳細なことやフリーランス看護師の税金のお話などをしようと思います。

今回は日本一周してみてどうだったのか、ざっくり感想をお話します。

やはり旅は最高だーー!!

山形県のとある峠


日本一周して感じたこと

まず、間違いなく胸を張って言えることは
「日本一周して本当によかった!」
ということです。

人との出会いも素晴らしかったし、美しい景色を見られたことも良かった、妻と二人で多くの時間を過ごすことができた、人生について考えることができたetc…。
なにもかもが素晴らしい体験でした。
おそらく、こんな自由な時間は今後の人生で二度とないでしょう。

すばらしい体験を得て、とりあえず言いたいことを2点ほどお話させていただきます。

青森県 3年ぶりのねぶた


1.あなたのやりたいことは「今しかできない」!

皆さんはまさに今、やりたいことはありますか?
世界一周したい、移住したい、転職したい、ゲームだけしたい、飲食店経営したい、別荘つくりたい、、、などなど

誰しもそんな目標・夢があると思います。
そして、多くの人はいつかやれればいいやと考えていることでしょう。

そこで、私は断言します。
その「いつか」は来ません。

今が過去になって、あなたが今を振り返るとき。
あなたは間違いなく「やりたいこともあったけど、今の人生も悪くなかった」と自分の過去に及第点を与えるはずです。
「本当はやりたかったこと」から目をそらすのです。

実はこの過去を肯定するという行為、生まれながらにして人間に備わっている機能でもあります。
よくある例だと、
部活で怒られ、ときには殴られたこともあるけれど、あれはあれで良かったなとか。
社会人1年目のときは嫌な先輩に怒られてばかりだったけれど、あのおかげで成長できたなとか。

気の毒ですが、それらは思い込みです。
熱意があって勇気づけてくれる監督だったら、あなたはもっと上手になっていたかも。
先輩が人間として成熟した人だったら、あなたはもっと仕事を頑張れていたかも。

「あなたがやりたいことをするなら今しかない!」
なぜなら、未来のあなたはやらなかった自分を肯定してしまうから。

やらなかったことを肯定できるのなら、それでもいいじゃんと思う方もいることでしょう。
ただ、やりきった自分にもこの法則は当てはまります。
「仕事を辞めてどうなるかもわからなかったけど、あの時に一歩踏み出せたことはよかった!」
そう考えるはずです。

「やらなかった自分」と「やりきった自分」
どちらを肯定したいですか?

私は日本一周や世界一周、〇〇横断・縦断みたいなことを経験した人で「やらなきゃよかった」と後悔している人を見たことがありません。
そうであるなら、進むべき道は見えているはず!

日本海へ沈む夕日


2.比較することでしか自分の価値観を判断できない

旅をしていると本当に多くの人と出会えます。
若い人やお年を召した方。ご夫婦や単身者、家族。いい人がいれば、そうではない人も。
そんな方々と話しているとハッとなることがたまにあるんです。

その考え方は自分の中になかったなー、俺って意外と価値観が偏よってたなとか。
私は自分の価値観と他者の価値観を比較することで、初めて自分の価値観を客観的に見ることができました。

例えば、埼玉人の私からすると海がないことが当たり前ですから、塩害とか高潮とかわからないんです。
とある東北の海辺にて、岩場の奥の方で遊んでいたら、いつの間にか潮が満ちて危うく戻れなくなるところでした笑。カメラを持っていましたが、なんとか膝から上は濡れずに済みました。
その時に地元の人と話してて、自分の価値観が違ったなと学びました。
これに関しては価値観ではなく、ただの知識不足かもしれませんが笑。

あとは、日本一周する前、会社員だった時には否定的な意見が多かったです。
「日本一周なんて定年退職後にやればいい」とか、「20代後半の大事な時期にやることじゃない」とかとかとかと。
でも、いざ旅に出ると出会う人全員が「いいね!」「羨ましい!」「楽しそう!」と言ってくれました
踏み出しちゃえば真逆の世界が広がっていたんです。
これも正社員という環境における価値観の偏りだったんだなて気づきました。

価値観に関しては、私の好きな言葉がありまして、
アメリカの有名な起業家であるジム・ローンさんの、
「You are the average of the five people you spend the most time with.」という言葉です。
翻訳するなら「あなたと最も多くの時間を過ごす5人の平均があなた自身である」という感じ。

価値観って自分で決めたつもりだけど周りの環境、特に近しい人物の影響をとても大きく受けているのです。

もしも、今の周りの価値観に少し違和感を感じているのなら、新しい環境に飛び立ってしまいましょう。
飛び立った先であなたのことを快く受け入れてくれる新しい環境は必ずあります。

旭山動物園のアザラシ館


3.最後に私の好きな言葉を

ドイツの哲学者ヘーゲル
「人間が歴史を学んで分かることは、人間は歴史から何も学ばないということだけだ」

近くにいる人に「人生で後悔していることはなんですか」と聞いてみてください。ほとんどの人が「あの時に〇〇しておけばよかった」と言うはずです。
あなた自身もそうではありませんか?
それなのに、みんな同じ轍を踏んでしまうのです。

私はその轍から一度でてみることにしました。
その轍は非常に困難なものでしたが、同時に本当に素晴らしいものでした。
これが私の人生だ!!って心から実感できました。

大層なことを言いましたが、私も移住した先で看護師になり普通の生活に戻ることでしょう。
しかし、轍を外れて見た景色・価値観は一生ものです。
セーブポイントのない一度きりの人生ですから、今後も全力で生きていこうと思います。

夕暮れの道後温泉



では、今回はこの辺で!
次回はこんな概論的なつまらない話ではなく、日本一周の小話をできたらと思います。

それではみなさん、良い人生を!!!

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