【3選】YouTubeで見られる空と音が美しいピアノライブ
突然ですが、ピアノのライブといえばどんな光景が思い浮かびますか？ コンサートホール、正装に身を包む演者と観客……。そんな印象を持っている人も多いかもしれません。
ところがどっこい、現代のアーティストの手にかかればピアノ（またはキーボード）は色んな使われ方や演出で私たちを新しい音楽の世界に連れて行ってくれます。
そこで今回は、私が「景色も音楽も美しい！」と思うピアノのライブを、YouTubeで今すぐ鑑賞出来るものに絞ってご紹介します。
Washed Out - “Purple Noon” Release Performance
Washed Outはアトランタ拠点のプロデューサー/ソングライター。このライブは、2020年のアルバム“Purple Noon"のリリース記念に公開されたものです。
アルバムのジャケットと同じ色をした夕暮れから、日没にかけての海辺で演奏される楽曲の美しさったらもう……！ 現実逃避にぴったりな淡い色合いの音に魅了されます。
ちなみに、私個人が選ぶ2020年のベストアルバム15選にこの“Purple Noon"が入っております。今でも大好きなアルバムです。
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Ólafur Arnalds - A Sunrise Session with JFDR (some kind of peace)
2020年の冬至に公開された、夜が明けるまでの15分間のライブ。一番暗い夜明け前に鳴り出す音楽、それに導かれるように日差しで世界が開けていく光景は必見＆必聴です。
早朝によくやるなぁ〜なんて思ったら、撮影されたアイスランドの日の出は10:31でびっくり。私は日本に住んでいるので、国の物理的な違いを実感しました。
オーケストラを率いるÓlafur Arnaldsは、映画やドラマの音楽も手がけるアイスランドのピアニスト／作曲家。このSunrise Sessionは2021年に公開された第二弾もあり、ボーカルゲストを呼んでいてまた違った趣があります。
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Fred again.. - Actual Life 2 Piano Live (20 March 2022)
こんな……こんな美しい30分間に巡り合えるなんて。最初の一音目から心奪われるライブです。
演奏するのはロンドン出身のプロデューサー／DJのFred Again..。彼の十八番であるエレクトロニカと鍵盤の音色が夕暮れの街に美しく切なく溶け合う至福の時間。彼の言葉通り、「好きなことについて考える30分間」に使いたいですね。
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ちょっぴり堅苦しい印象のあるピアノのライブも、こうして見るととてもリラックス出来る空間なんだなあと改めて気付かされます。この記事をきっかけに、あなたのお気に入りのライブが見つかれば嬉しいです。
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© 2022 Aki Yamukai
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