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10/7 邦人作曲家リサイタル第3回について
山澤慧チェロリサイタルシリーズ「邦人作曲家による作品集」 第1回は20世紀、特に重要なチェロ作品を書いた5名の作曲家による作品を取り上げました。https://note.com/y…
作品公募 マインドツリー2024
山澤慧による自主企画、無伴奏チェロ作品を集めた「マインドツリー」シリーズの大きな目標のひとつは
「チェロの新たなレパートリーの拡大」です。このため2015年から毎回、新作を委嘱してまいりました。
2020年、東京オペラシティ「B to C」シリーズ出演をきっかけに、自らの「マインドツリー」の枠組みの中で
バッハの無伴奏チェロ組曲をテーマに据えた6ヶ年プロジェクトを始動しました。
2024年12月開
7/18(木) 山澤慧・鳥羽亜矢子 デュオリサイタル2024
山澤慧・鳥羽亜矢子 デュオリサイタル20247月18日(木)19時開演(18時半開場) ムジカーザ
昨年からスタートした鳥羽亜矢子さんとのデュオリサイタル、第2回です。
今回は昔からずっとやりたかったプログラムです。
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調 op.102-1
シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番
シュニトケ:ムジカ・ノスタルジア
プロコフィエフ:チェロ・ソナタハ長調
作曲
バルトーク:弦楽四重奏曲第2番 Op.17 Sz.67
バルトーク(1881-1945)が規範とした作曲家はベートーヴェンだった。バルトークは1929年に「私が若かったとき、美の理想はバッハ、モーツァルトよりもベートーヴェンの芸術だった」と語っている。また、1939年に行われた議論の中で彼は最高の創造的理想としてバッハ、ベートーヴェン、ドビュッシーの名前を挙げている。
ベートーヴェンの作曲技法の中で重要なものの一つに、短い動機の扱い方がある。例えば、
高橋裕:乱声 無伴奏チェロのための
「乱声(らんじょう)」は山澤慧無伴奏チェロリサイタル「マインドツリー」シリーズの3回目、2017年に行われた初演作品7作を集めたコンサートにて高橋裕先生に委嘱、初演しました。
高橋裕先生と初めて会ったのは自分が15歳の時です。藝大の附属高校に入学し、裕先生はそこの教諭を務めていました。
藝高には音楽理論、ソルフェージュなどの授業があり、裕先生はそれらの授業を担当していました。(ちなみに自分が入
野平一郎:錯乱のテクスチュアIV
作曲家、ピアニスト、教育者どれも超多忙を極める野平一郎先生、「実は野平一郎先生は3人いる、、」という都市伝説が藝大生の中で噂されていたそーな。一郎から三郎先生までいる
今回のリサイタルのために、先生にプログラムノートを送っていただけないかお願いしたところ、「以前書いたものが見当たらないので」その日の夜に新たなプログラムノートを書いて送ってくださいました。はや
その時の堤先生のリサイタルプログラ
10/7 邦人作曲家リサイタル第3回について
山澤慧チェロリサイタルシリーズ「邦人作曲家による作品集」
第1回は20世紀、特に重要なチェロ作品を書いた5名の作曲家による作品を取り上げました。https://note.com/yamazawakei/n/ne6da4c5d6fd1
第2回では親子2代にわたって作曲家である8名の作曲家による作品を演奏しました。https://note.com/yamazawakei/n/n64fc53fd09
2023/10/7(土)邦人作曲家による作品集第3回
2021年からはじめたリサイタルシリーズ、第3回目となる今回は1953年生まれ、今年70歳を迎える5名の作曲家のチェロ作品を取り上げます。共演は大瀧拓哉くんです。
山澤慧チェロ・リサイタル 邦人作曲家による作品集 第三回
2023 年 10 月 7 日(土)19時開演(18:30開場)
トーキョーコンサーツ・ラボ
菅野由弘(1953-): 星群II(1998)
Yoshihiro Kanno(
チェロ特殊奏法100について
2022年2月21日から、5月31日までの100日間、毎日1つずつTwitter上でチェロの特殊奏法、という企画を行いました。
001 人工ハーモニクスpizzicato
002 人工ハーモニクスpizzicatoグリッサンド
003 カモメ奏法
004 自然ハーモニクスグリッサンド
005 自然ハーモニクスグリッサンド(sul ponticello)
006 フラジオレットカモメ奏法
007
尾高惇忠さんの「瞑想」について
2022/4/15に開催した「邦人作曲家による作品集第2回」で演奏した、尾高惇忠さんの「瞑想」について。
この無伴奏チェロのための楽曲は、1982年日本現代音楽協会主催の演奏家シリーズ “倉田澄子チェロリサイタル”のために現代音楽協会の委嘱により作曲されました。2009年に八王子で行われたガスパール・カサド国際チェロコンクールの課題曲にもなっています。
2021年の2月に邦人リサイタルの第2回