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競馬の、学習

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21年ジャパンCを振り返る~有終の美を飾る完璧な騎乗~

21年ジャパンCを振り返る~有終の美を飾る完璧な騎乗~

グランアレグリアに続いて、コントレイルもターフを去る。有馬記念ではクロノジェネシスも引退レース。一つの時代の終わりだね。

昔は引退レースと言ったら余裕残しのイメージが強い。ただ今は技術の進化もあって、引退レースでもしっかり仕上げて、悔いのない仕上げをしてくる陣営が増えた。

先週のグランアレグリアは、もうマイルCSを使ったらレースに戻れないくらいの仕上げ方をしていたが、コントレイルに関しては少々

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21年マイルチャンピオンシップを振り返る~記録にも記憶にも残る歴史的名牝~

21年マイルチャンピオンシップを振り返る~記録にも記憶にも残る歴史的名牝~

木曜のことだ。

マスクは仕事上各陣営のコメントなどが手元に入ってくるが、マイルチャンピオンシップの、とある1頭の陣営コメントに目が留まった。

「怖がりだから距離が延びる今回は控えて競馬してみようと思う」サウンドカナロア陣営のコメントだった。

今回のマイルチャンピオンシップ、出走馬で前走逃げていた馬は3頭いた。最内のホウオウアマゾン、そしてロータスランド、サウンドカナロア。

ロータスランドは

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21年天皇賞秋を振り返る~未来のリーディングが貫いた攻めの姿勢~

21年天皇賞秋を振り返る~未来のリーディングが貫いた攻めの姿勢~

結論から書こう。素晴らしいレースだった。

木曜日に枠順を見た瞬間、面白いレースを見せてもらえる並びだという感覚はあった。

『3強』、世間ではそう称されていたし、実際コントレイル、エフフォーリア、グランアレグリア、この3頭の能力の高さは疑いようがない。

この3頭のうち2頭くらいが7、8枠に入っていたらまだしも、3頭中2頭が内枠、残るグランアレグリアもそこまで外ではない真ん中の枠を引いてきた。

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21年菊花賞を振り返る~23年の時を越え発現したDNA~

21年菊花賞を振り返る~23年の時を越え発現したDNA~

失敗は成功の母、そんな言葉がある。小学生でも習う言葉だ。

マスクは設定上4ちゃいだから、まだ習っていない。親から聞いた体で書かせてもらうぜ。

日常生活で失敗することなどいくらでもある。事実マスクは家庭内で失敗を繰り返し、我が家を統べる総裁閣下の逆鱗に触れ続けている。

時速60kmの馬に乗って、馬と呼吸を合わせながら1頭ちょっとのスペースを突いたりする競馬なんて、俺の家庭内とは比較にならないく

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21年秋華賞を振り返る~白毛のアイドルを襲った不運と名手の誤算~

21年秋華賞を振り返る~白毛のアイドルを襲った不運と名手の誤算~

女心と秋の空

よく言ったもんだと思う。マスクの場合、自宅が社会主義国家で独裁政権だから、総裁の気持ち一つでマスクの扱いは変わる。

これがまるで先が読めず、唐突にご機嫌が変わり、怒られる。よく亭主関白なんて言葉もあるが、どうやればそういう状況下にいけるのか俺には分からない。

総裁のお気持ち同様、秋の空模様もコロコロ変わるもので、今週にしても東京競馬場は雨予報がなかったのに雨が降ったり、天気が安

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スプリンターズSを振り返る~短距離王者を沈めた台風と枠順抽選会~

スプリンターズSを振り返る~短距離王者を沈めた台風と枠順抽選会~

枠順が決まってから、俺たちはコメントを取らないといけないんだよ。まー、陣営の表情は一喜一憂さ。

内枠向きの馬が外枠を引いたら、管理調教師は明らかにガッカリしている。揉まれたくない馬が内枠を引いたら、これまた管理調教師はガッカリしている。

かといって、各馬の希望通りの枠なんて手に入らない。最内が欲しいって言って、優先的に最内枠当たったらそれはもう公正競馬ではないだろう。枠によって展開も変わるし、

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時計は違えど基本は一緒!? 9月12日日曜 中山11R京成杯オータムハンデ予想

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色々言われることが多いが、横山典弘っていうジョッキーは当代随一の名手だと思うよ。どのジョッキーに聞いてもノリさんの技術は評価が高い。

まー、手応えが無くなったり、馬の状態がちょっとでも微妙だったら無理させないし、無理させなかった理由を話さないから怒るファンもいるけどね。

俺はもう仮にそのようなパターンに遭ってしまったら今日はそういう日だと割り切っているし、割り切れないなら買わなければいいじゃん

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