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台湾での所感、10個

 世界的に有名な「カミカゼ」というカクテルがあるが、台湾のバーカウンターでの中訳が《自殺飛機》となっていた。(飛機は日本語で飛行機)
 構図だけ見ると確かに自殺飛行機だが、その言葉に乗組員の心情、意思、葛藤が入り込む余地はなかったのだろうか。

 最近、本を読んでいない。日用品とか、あったら便利なものをたくさん持ってきたが、それは僕を豊かにしてはくれない。無駄なものでいっぱいの生活がしたい。

 自分は全く面白い人間ではないから、たまに強烈なセンスを持った人を見ると強烈に羨ましいと思う。最近では、ある男の子が宿舎の通路においてある流木の様なものを、「呂布カルマが持っている木みたいなやつ」と言っていた。

 台湾の人に話しかけるときは、必ず好きな音楽を聞く様にしている。インディーズバンドがマジで熱いみたいで、聞いた感じめちゃくちゃいい。知見が深まったら、プレイリストを作りたい。片っ端からダウンロードしているせいで、Apple Musicのストレージ14GBを超えた。

 今日、ひどい夢を見た気がする。もう覚えていない。

 実際に会った友達に、noteを書いていることを触れられない。触れられても恥ずかしいが、触れられないともっと恥ずかしい。裏で「あいつクリエイターぶってる」とか思われてる。

 まだまだ暑い。平気で30℃を超えてくるし、Tシャツしか着ていない。早く秋服が着たいので、秋になってほしい。
 秋が来るから涼しくなる。なのか、涼しくなるから秋。なのかわからなくなる。季節を名付けた人は、きっとどうでもいいと思っている。

 こっちにきてすぐくらいの時に、食堂の中でネズミを見た。今同じ様にネズミを見ても、あの時ほど驚かないだろう。
 そういう意味では、自分の中での衛生面でのハードルがすごく下がっていると感じる。そういう図太さを持ちたい。

 短歌を読むのは好きだが、詠むのは苦手だ。なので、自分はまだ消費者の枠を抜け出せれていない。
 あえて俗っぽく、下品な言い方をするならば、短歌はとてもコスパがいい。表紙もだいたいこだわり抜かれていて可愛いし、短時間でたくさんの世界に飛び込める。こんなに楽しい娯楽はないのになと思う。みんなも読めばいいのになと思う。

もっと人に優しくしたい。し、自分にはもっと優しくしたい。



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