続AmebaじゃないよABEMAだよ
今回のワールドカップで非常に不満なのが、プレーが始まってもVTRや観客を映し続けている点だ。昔は絶対ボールが動いている間は決して生画面を放送していたはずだ。「AmebaじゃないよABEMAだよ」にも書いた全体カメラが出来たから、見たい人はそっちを見てねの方針になったのだろうか。逆にサッカー好きには全体カメラだけで満足な人が多いのも事実だ。
しかし全体カメラを見ても納得できなかったのが、スペイン戦の逆転ゴールのシーンだ。放送画面は突然のロングフィードを受ける画面から始まって、誰がフィードしたか不明だ。全体カメラで確認するとGKがフリーキックしているのだが、どうしてフリーキックなのか分からなかったがABEMAのメインカメラでアナウンサーがオフサイドと放送していてようやく納得だ。
モロッコのベスト4が一番の衝撃だった。スペインとはジブラルタル海峡を挟んで歴史的に獲ったり獲られたりを繰り返し、スペインにある世界遺産のアルハンブラ宮殿はその象徴なのだ。ジブラルタルダービーだなと思い過去の対戦を調べたら、なんと前回ロシア大会にてイベリア半島もう一つの国のポルトガルと同一グループだった。今回トーナメントで両国にリベンジだ。
ベスト4にFグループのモロッコとクロアチアが残りシード国のベルギーが唯一グループステージ敗退となったのでFグループが死の組だった。しかしモロッコから点を取るチームがあるのだろうかと思っていたが、シュートのこぼれ球が絶好パスになったら防ぎきれない。やはりカウンターサッカーには限界が有りボール支配する方が疲れずトーナメント戦は有利なのだろう。
グループステージの一回戦が終わった時点でフランス対ブラジルの決勝戦でフランスが連覇するのか予測したが、まさか初戦のサウジアラビアに負けたアルゼンチンが優勝するとは。「ワールドカップファン半世紀前半」通りの結果になり大喜びだ。日本も天才ドリブラーの前を埋められても活かす戦術を整え、優勝狙う強豪国のように主導権を取って戦わないと壁は破れまい。
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