見出し画像

yamaラジの裏の話#136映画燃えよ剣を観て。

yamaラジの裏の話へようこそラジオ主のヤマミーです。
先日観たかった映画燃えよ剣を観てきました。

新選組ファンのラジオ主の感想は。

キャスト、原田監督をはじめとするスタッフの力量を感じた。

見る前は映画化して大丈夫なんだろうか?と言うのが第一印象。

これはガチのチャンバラ映画(忖度なしで)

ここからはネタバレを含みますので見たくない方はスルーかとばしていただいて結構です。

土方歳三役の岡田准一君が土方側の殺陣監修としたとあってガチモード。
くらやみまつりのシーンでは性交渉や芹沢鴨が呉服屋でのお梅さんに裸にするシーンがあり。
ちなみに中の人が元宝塚歌劇団月組男役の月船さららさんと知ってびっくり。

これは地上波で流したらカットかもしれん。

中でも沖田総司役のHey!Say!JUMPの山田涼介君の演技力はすごい。
池田屋で血を吐くシーンからどんどん弱っていくシーンは気迫があった。
伏見から大阪に行くシーンで恋人の糸里が草履を渡す別れのシーンは切なく感じた。

新選組の作品は宝塚歌劇団でも舞台化されている

沖田総司を主人公の「星影の人」


こちらもドラマ、映画化された「壬生義士伝」

こちらは燃えよ剣をベースした土方歳三を主人公にした「誠の群像」。

チャンバラシーンだけでなくコミカルに京言葉で隊士同士で「おきばりやす」と言うシーンがまあ青春ドラマチックだった。

特によかったのは柴咲コウさん演じるお雪さんとの恋のシーン。
怪我をした土方と出会い、夫を亡くし地獄絵ばかり書いていたのが恋をし人間的な絵を書く様になり。
手料理を作り愛する人を待つシーンはメールやLINEがない時代だから愛を感じ食事のシーンで
「実は嘘をついてました壬生菜が嫌いなんですが貴女が作った物は美味しい」と会話が一番好き。
土方はお雪さんと付き合っていると周りから知られると「俺は女を不幸にするから恋愛には不向き」と言う言葉はまさに知れば迷い知られば迷わむ恋の道。

土方歳三の恋人と知られば倒幕派の浪士に命を狙われることもあります。
新選組と言う組織が大きくなり「私といると危険だからもう関わらないでほしい」と別れを告げます。
「私は貴方に巻き込まれました」と返します、本当に土方歳三と言う人間が好きだから愛しているからです。

お雪さんカッコよ過ぎだよ。

他にもウーマンラッシュの村本さん演じる変人だけど実は仕事が出来る切れ者山崎丞やおかしい話が好きなお茶目なお兄ちゃん的なたかお鷹さん演じる源さん(井上源三郎)も憎めないボス的な鈴木亮平君演じる近藤勇も良いとこのお坊ちゃんキャラのはんにゃの金田君演じる魁先生藤堂平助も真面目すぎて不器用な安井順平さん演じる山南敬介も寂しがり屋で困ったちゃんな伊藤英明演じる芹沢鴨も全てが愛おしく見える。

その一方でパワハラ上司的な冷酷さがある山田裕貴君演じる徳川慶喜には腹が立って仕方がなかった大河ドラマの「青天を突け」で苦悩している草彅剛君演じる慶喜を見てる分余計に。

どうにしかしようと不器用ながら一生懸命働いていた二代目尾上右近さん演じる松平容保には涙を流しながら新選組をフォローしてくれてありがとうと言いたくなった。

小さい時からお母さん代わりのお姉さんの坂井真紀さん演じるノブさんが上洛前に土方に心配そうに刀を買うお金を渡し実家に帰省した時に髪を切ったシーン悲しく感じました。

この映画で永遠のライバルと言われた大場泰正さん演じる七里研之介が函館戦争時に野戦病院で働くお雪さんが襲われた時助け「何かあったら私の名前を出しなさい」と言うセリフは思わず「あんた良い人じゃん」と思ったしカッコよかった。

その他長州藩士が関ヶ原で負けたと言う話があり寝る時は東側に足を向ける言うのも初めて知った。

長くなりましたが燃えよ剣の感想を読んでいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?