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写真

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撮る、というより残すに感覚は近いかもしれない。22歳を前に迎えて、届ける写真も考えないとまだ死ねないと思うようになった。守りの残すと攻めの届ける、どちらも活動していきたい。間違い…
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2024年5月の記事一覧

写真家にもフォトグラファーにもなれない。

写真家にもフォトグラファーにもなれない。

2023年の冬から写真とフォトグラフィーの定義、考え方の違いについて触れ続けている。

そして以前、写真的要素を成長させたいといった記事も書いた。

明らかに照明機材やカメラをの知識が劣っているため、仕事でのパフォーマンスが落ちてしまうからだ。

現状として、私は自身の表現にファンが付き、金銭になる人間ではない。するべきはクライアントワークである。他者の願望に寄り添うこと、依頼主を満足させること。

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利休での安寧、泡のような記憶。

利休での安寧、泡のような記憶。

かつての写真を部屋に貼る。
丁寧に、自身のルーツを辿るように。

そうだ、私は旅館で生まれた。
草津町で生まれたのだ。
間違いなく山口大空という人間の核には温泉がある。

家に温水が出ないタイミングでもあるので、久しぶりに利休へ向かった。本来は地元の温泉に浸りたいが、こちらも馴染みの場所なので良い。

父の姿、父親

滝風呂で目を瞑る。
今までこの場所で何を見てきたのか?
何を聞いてきたのか?

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修整、結局人。

修整、結局人。

修整ばかりの世の中で。辞書の言葉たちは埃をかぶる。

写真。それが名は体を表さなくなり、どれほど経ったのだろうか。現在は外来語であるフォトグラフィ(光の絵図)の意味合いが約100%で用いられている。

魅力的に写ったモノ達の共通項を探す生活をしていたら、とある疑問が浮かんだ。広辞苑に載る意味は人類にとって必要最低限のツールでしかないのではないか?それぞれが付けた主観的な定義の方に実は価値があるので

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