いちろー室長@大阪市障害者福祉・スポーツ協会スポーツ振興室

前職はもの書き。2023年7月転職。両親とも体育教員で、「前の東京五輪」の翌年に北海道…

いちろー室長@大阪市障害者福祉・スポーツ協会スポーツ振興室

前職はもの書き。2023年7月転職。両親とも体育教員で、「前の東京五輪」の翌年に北海道で生まれた。幼年からスキー、スケート、野球、水泳、剣道、卓球、バスケットボールなど多くの競技に手を出し、選手としてはどれも中途半端に……。レアル・マドリード大学院MBA(スポーツマネジメント)。

マガジン

最近の記事

【016】「畳を降りる」還暦のパラ柔道家・松本義和の決断(上)

■前回から引き続き  「長居・舞洲スポーツセンターだより」2024年3月号の内容を、前回のnoteでお伝えしました! 【015】長居・舞洲センターだより3月号出ました! 今回は、その予告編を受けての本編です!  ※トップ写真は、2023年12月に大阪市住吉区で開かれた講演会より。 ■パリへの望み消え  松本義和(まつもと・よしかず)、61歳。過去3回のパラリンピックに出場し、柔道(視覚障害)でシドニー2000大会で銅メダル、アテネ2004大会では日本選手団の旗手、そして

    • 【015】長居・舞洲センターだより3月号出ました!

      ■3月号は「松本さん おつかれさま!」  ご報告が遅くなりました! 長居・舞洲(大阪市障がい者スポーツセンターだより)2024年3月号は、こちらで公開しています! 長居、舞洲両スポーツセンターなどでも配布しています!  「松本さんって誰?」っていう方は、まずは、ここをご覧ください! それから、ご本人も、Facebookで今回の「センターだより」について、紹介してくださっています! https://www.facebook.com/yoshikazu.matsumoto.3

      • 【014】さあ、大阪カップ!

        ■今年はパラリンピック。でも、その前に!  今年2024年は、パラリンピックの年。2月8日には、パリ大会でどんなメダルが勝者に渡るのかが公開されました。でも、その前に、大切な大会がまだまだあります。例えば、4月には、大阪市港区のAsueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で、パリ2024パラリンピックに向けた車いすバスケットボール女子の世界最終予選があります。さらに、その2カ月前、つまり、今週の16日(金)〜18日(日)には同じAsueアリーナ大阪で、「国際親善女子車いすバスケ

        • 【013】シーハイル!(スキーばんざい!)

          ■第50回大阪市障がい者スキー教室を開きました!  写真は、信州・飯山市の戸狩温泉スキー場です。ここで、12年ぶりにスキーをしました。参加したのは、「大阪市障がい者スキー教室」。大阪市の市民交流姉妹都市である長野県飯山市のご協力を得て、今回が第50回となるスキー教室です。受講者、介助者、スタッフ、ボランティアを含めて、今回参加したのは87人。転職したばかりの私ですが、校長という立場で、この教室に初参加となりました! ■全国初の「スポーツ交流スキー姉妹都市」  大阪市と飯

        マガジン

        • 全国障害者スポーツ大会(全スポ、障スポ)
          6本

        記事

          【012】続・サンタが長居にやって来た!(新年になっちゃったけど。。。)

          ■実は、当日の報告&事前告知動画があったのです!  前回のnoteで、大阪市長居障がい者スポーツセンターの「クリスマスのつどい」について、ご紹介したところですが、  実は、当日や事前告知の動画がありました。年が明けてしまいましたが、その映像もぜひご紹介したいと思います。まずは、当日の報告動画です! ■事前告知のカウントダウン動画も、ぜひご覧ください!  カウントダウン動画は、大阪市長居障がい者スポーツセンターの指導員が得意なスポーツなどを披露しながら、知恵を絞って、作

          【012】続・サンタが長居にやって来た!(新年になっちゃったけど。。。)

          【011】サンタが長居にやって来た!

          ■12月17日は、長居障がい者スポーツセンターのクリスマス会!  「花アルトキハ花ニ酔ヒ」とは、書家の故・榊莫山さん(1926~2010)が生前、好んで書いていた言葉です。同名の本も出版されています。四季のある土地ですから、その時々に、素敵なことがありますよね。12月といえば、そう、サンタの季節です。長居障がい者スポーツセンターにも、一足早くやってきましたので、このnoteの見出し写真(期間限定のPR映像より)として使いました。「第50回クリスマスのつどい~ 50th Me

          【010】長居に音楽隊がやって来た!

          ■実は朝日新聞さんの前に、テレビ大阪さんが長居SCを取材!  前回のnoteで、長居&舞洲の指導員が朝日新聞さんに紹介されたと書きました。ですが、今年(2023年)7月に私が転職してからでいうと、私たちのスポーツセンターが取材を報道機関の取材を受けたのは、これが2回目でした。9月29日には、長居SCで大阪府警音楽隊の交通安全コンサートがあり、この時に、テレビ大阪さんが取材に来てくれました。  ニュースとして取材後、その様子はテレビ大阪さんのYouTubeチャンネルでも公開さ

          【009】朝日新聞 長居&舞洲の「現場へ」!

          ■転職4日目。「長居障がい者SC いちろーさま」って!  そのメッセージが来たのは、転職4日目でした。X(旧Twitter)メッセンジャーを開くと、 長居障がい者スポーツセンター 山口一朗さま  ご無沙汰しております。新しい職場で、ご活躍が始まりつつあると推察いたします。メールが配信不能で返ってきてしまい、こちらから失礼いたします。  あっ! 転職のあいさつメール。自分のアドレスを書き間違えてお送りしてしまった何(百)人かのお一人だ! ご迷惑かけてすみません!(それに

          【008】4年ぶり“同期会”@かごしま大会

          ■元気で集合! 「同期」の仲間  桜島を背景に、笑顔のはじける紳士が印象的でしょう? 今年(2023年)10月に鹿児島県で開かれた「特別全国障害者スポーツ大会」(全スポかごしま大会)で、長崎県選手団の団長を務めた土岐達志さんです。長崎県障害者スポーツ協会の会長や、同県身体障害者福祉協会連合会長といった要職を務め、平和や福祉の分野で、長崎県の発展に寄与したとして、今年度の「長崎新聞文化章」をつい最近贈られた方です。  では、その周りは? 土岐さんの子どもや孫たち? いえいえ。

          【007】今まで生きてた中で、一番幸せにしてくれたチーム

           私にとって初参加となった「全国障害者スポーツ大会」(全スポ、かごしま大会)で、うれしいなと思ったことが二つありました。今回と次回で、その二つを紹介して、このnoteでの今大会の「全スポ」の話題を一区切りにしたいと思います。 (※見出し写真は、かごしま大会でお世話してくださったチーム付きの学生ボランティアの皆さんからのメッセージ。お菓子ごちそうさまでした! 3人ともお名前に「田」の付く方々でしたw) ■陸上競技の選手に話しかけた時のこと  今回の「大阪市」選手団は、個人7

          【007】今まで生きてた中で、一番幸せにしてくれたチーム

          【006】ボウリングチームの大活躍は、ぜひ動画で!~特別全国障害者スポーツ大会「大阪市」選手団

          ■「大阪市」の4選手は、いずれも実力を発揮!  こんにちは。いちろー次長です! 2023年10月に鹿児島県で開かれた特別全国障害者スポーツ大会(全スポ)での「大阪市」選手団の活躍を続けてお伝えしています。前回は、大会期間中に私が撮影した写真も載せました。ですが、4選手全員がメダル(金3、銅1、うち大会新記録1)を獲得したボウリングチームの写真がありませんでした。理由は、ボウリング競技だけは全部動画で撮っていて、その動画を、私がnoteへの動画の載せ方を知らなかった(→本当は

          【006】ボウリングチームの大活躍は、ぜひ動画で!~特別全国障害者スポーツ大会「大阪市」選手団

          【005】これが「80で銅」紙面です!

           前回のnoteで予告しました「80で銅」の写真をトップページにした「長居・舞洲 大阪市障がい者スポーツセンターだより」は、長居・舞洲の両スポーツセンターなどで配布を始めています。「まだ見てないよ」という方や、遠方におられる方は、こちらからダウンロードできるようにしました。表紙のイメージは、こんな感じになっています。  「ネットに載せるのなんて、すぐにできるやん!」って思います? いやいや、こちらもそうしたいのは、やまやまなんですけどね、いろいろと段取りってもんがありまして

          【004】「女子4連覇&男子2連覇」、そして「●●で銅」~続・全スポ「大阪市」選手団!

          ■かごしま大会メダル目標は「60」。獲得は「73」!  10月に開かれた特別全国障害者スポーツ大会かごしま大会で、私たち「大阪市」選手団は、73個のメダルを獲得しました。大会前、白井幸太郎主将は「メダルの(目標)数は60個以上。頑張ったら、絶対にいけると信じています」と語っていましたが、はるかに上回る成績を収めることができました。  73個の内訳は、個人競技で金40個、銀14個、銅17個。大会新記録は「7」個も出しました! さらに、団体競技では、バレーボール(聴覚障害)で

          【004】「女子4連覇&男子2連覇」、そして「●●で銅」~続・全スポ「大阪市」選手団!

          【003】“障がい者国体”大阪市選手団!

          ■「国体」って、すごい!  体育教員だった父が生前、言っていたことを思い出しました。 「お前、あの先生、知ってるべ? 国体選手だったんだぞ。すごいべ!」  陸上競技の短距離と投てきの選手だった父には、選手として全国大会に出ることはかなわなかったようで、国民体育大会(国体)の選手だった同僚には、尊敬していたようです。 ■氷点下35℃! 13歳で見た「名寄国体」のものすごさ!  私自身も「国体選手」にはなれなかったのですが、間近でその競技を見たことがあります。中学1年生

          【002】言葉はまるで雪の結晶、でも~東京2025デフリンピックを応援しよう!

          ■障がい者スポーツセンターは、いろんな音でいっぱい!  障がい者スポーツセンターではいろんな音が聞こえます。ボールが跳ねる音。プールの水の音。ビームライフルの電子音。視覚障がいのある人の卓球(サウンドテーブルテニス)の球の中にある鈴の音。もちろん、ひとの声。白杖で床を確かめる音。車いすをこぐ音――。  実は先日、館内を歩いていると、人気バンド「Official髭男dism」の「Subtitle」が聞こえてきました。音楽を使ったスポーツ教室や利用者さんのスマホから曲が聞こえ

          【002】言葉はまるで雪の結晶、でも~東京2025デフリンピックを応援しよう!

          【001】大阪市長居&舞洲障がい者スポーツセンターのnote、始めます!

           初めまして! いちろー次長と申します。  大阪市にある社会福祉法人大阪市障害者福祉・スポーツ協会の職員です。  協会での肩書は、 「障がい者スポーツ振興部スポーツ振興室次長    兼 長居障がい者スポーツセンター参事」 という早口言葉並みの長さです。簡単に言うと、障がいのある人のスポーツ活動を応援し、ファンを増やすための仕事をしています。  実は、転職したばかりで、「日本で最も歴史のある新聞社」に33年3カ月勤め、今年7月1日から長居SC=「最も歴史のある障がい者スポー

          【001】大阪市長居&舞洲障がい者スポーツセンターのnote、始めます!