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パーソナルトレーナーとして成功するためのマインド

【1対9の法則とは?】



みなさんは1対9の法則というものをご存知ですか?


人間は1対9の法則で成り立っていると言われています。


1対9の法則というのは、9割の人間がやらずに、1割の人間がやる。 9割の人間が諦めて、1割の人間が諦めない。 要は人間の本質的な格差を現した法則で1割に入れば成功するという法則です。


1割は豊かな人生を送り、
9割は貧しい人生を送る。
1割は自由に生き、
9割は自由がない。
1割はやりたいことをやり、
9割はやりたくもないことばかりをやる。
1割は人に必要とされ、
9割は忘れられる。


本当にそうなのかと疑問に思った方もいることでしょう。


しかし何年もスポーツに携わってきたり、実際にトレーナーや講師をしていると、「1対9の法則は必ず存在する」と確信を持たざるを得なくなりました。それどころか、今後はこの2極化がさらに広がっていくと言われています。



これなら誰しもが1割に入りたいと思うことでしょう。



しかし、そううまくはいきません。



人間は恒常的でありたいがため、変化に対して強い摩擦を感じます。本当に気付きその摩擦に立ち向かう勇気を持って行動した者だけが1割の中に入りこんでいくという世界が出来上がっています。

【成功するための法則①カラーバス効果によって全て自分が決めていることを知るべき】




自分の思考やあり方を変えることによって望ましい現実を引き寄せることが出来るという考えに「引き寄せの法則」と呼ばれるものがあります。



ナポレオン・ヒルの著書「思考は現実化する」から派生した成功法則のひとつと言われています。



メカニズムの説明として多くの方が実感できるものに、「カラーバス効果」が挙げられます。



カラーバス効果とは、「一度対象を強く意識すると、それ以降その対象に関連する情報が目に入りやすくなる」という現象です。



たとえば、自分のまわりにある「赤いもの」を5秒間で探せと言われたとき、そこにほかの色があったとしても、その5秒間はほぼ「赤いもの」しか目に入らなくなる現象のことです。



つまり、


「パーソナルトレーナーとしてパーソナルジムに就職したい!」「パーソナルトレーナーとして自由に働きたい!」「パーソナルトレーナーとして稼ぎたい!」という意識・願望があることで、就職やフリーランスとして働くための情報や稼ぐための情報が必然的に目に入りやすくなるのです。



ただ漫然と過ごしていれば、そのような情報
は流れていくだけで何も目に留まらないでしょう。しかしながら興味関心を持っていれば、自分の中にあるレーダーがビビッと反応してくれます。




これこそが引き寄せの法則で言う「思考は現実化する」の第一歩になります。



つまり、カラーバス効果からも分かるように、この世の中は全て自分が基準になるように設計されてあり、自分の「考え方」次第で「捉え方」「見え方」が変わり、それが確実に現実に反映されるように出来ています。


【成功するための法則②ただ単に成功を念じていれば良いわけではない】




それでは実際に、「パーソナルトレーナーとして自由に働きたい!」「パーソナルトレーナーとして稼ぎたい!」などの願望をさらに強くした場合、願いは叶うのでしょうか?




結論から言わせていただきますが、願望を強くしただけで願いが叶うということは、まず、あり得ないでしょう。




心理学NLP版の引き寄せの法則「The Wealthy Mind」を開発した、ティム・ハルボム氏、クリス・ハルボム氏は、「本当に欲しい結果は、向こうからやってくるのではなく、意識的・意図的に引きつけるもの」だと言います。



また実際に引き寄せの効果が実感できるのは、自分が引き寄せたいと思うことに対してネガティブな感情がなくなったときであるとされています。



つまり、一見モチベーションが高そうに見えても、ネガティブな状態のまま願望を念じているようでは意味をなさないのです。


【成功するための法則③2本の橋での思考実験】



このような思考実験をしてみると腑に落ちると思います。



【思考実験】


【A】と【B】、2本の橋があります。


両方の橋は完全に平坦な一本道になっていると仮定します。

どちらの橋も全長100m、横幅は1m程度で、同様に設計されています。


ただし、


【A】の橋は地上50cmの高さにあり、周りにはクッションが敷かれています。


【B】の橋は地上から3000mの高さにあり、橋の上からは、何も見えません。



さて、【A】と【B】両方の橋を同じスピードで歩ききれる者はどれくらいいるでしょうか?







おそらくほとんどの者が、


「Aの橋は歩けるが…Bの橋は絶対無理!」
「Bの橋はゆっくりで良いのなら…」



などと答えると思います。



しかし客観的な事実としてAの橋もBの橋も地上からの高さ以外は、なんら変わりません。



つまり、Aの橋では当たり前のように出来ることであってもBの橋では「失敗したらどうしよう」「落ちたらどうしよう」「つまづいたらどうしよう」といった思考が行動の邪魔をしていきます。



このことからも、不安や迷いなどのネガティブな意識は思考や行動(パフォーマンス)に制限をかけてしまうことがわかります。




ではここで、極限状態に陥ったBの橋を渡ろうとしている者が、「絶対に渡る!」と願望をさらに強くした場合どうなるでしょうか?



これによって「カラーバス効果」が発動し、Aの橋と同じ感覚で渡り切ることは出来るでしょうか?










正直、これだけでは気休め程度にしかならないはずです。



先程、「一見モチベーションが高そうに見えても、ネガティブな状態のまま願望を念じているようでは意味をなさない」と述べましたが、これこそまさにその状況です。


Bの橋を渡ろうとしても


「高い所」=「危険」「怖い」
「何も見えない」=「不安」



などというネガティブな潜在意識が根底に強くあるため、いくらその場で願望を強めたとしても状況に変化が出にくいのです。




実は【意識=顕在意識】と【無意識=潜在意識】は別物で、【無意識=潜在意識】の方が思考や行動に強く影響を与えていきます。



つまり、いくら成功を念じ続けたとしても、なんらかのネガティブな潜在意識を持ち合わせしまっていると、行動の邪魔をしてしまうため、成功を引き寄せることが難しくなります。



そのような状況ではせっかくの頑張りや努力が水の泡になってしまいやすいと言えます。


【成功するための法則④明確な目標とそれに対する強い覚悟が行動を決める】




それではただの願望ではなく、
「人生を成功させるには、Bの橋をAの橋と同様に当たり前のように渡りきる必要がある。」という強い覚悟の元で明確な目標を仮に持てた場合、変化はあるでしょうか?



実はこれによって大きな変化が出てきます。




何故なら、明確な目標を持つことで、橋を当たり前のように渡り切るためにはどのようなメンタルで挑み、どんな手段を取れば良いのか、日々、思考し行動するきっかけが持てるためです。




つまり成功をイメージしたり、目標設定をする際は、願望だけを強くするのではなく、強い目的意識を元に筋道を立てて思考し、行動に移す必要があります。

【成功する人としない人の大きな違い】




それでは、「どのようにすればBの橋もAの橋と同じように歩き切ることが出来るでしょうか?」

おそらく、
①「解決策を考え、試行錯誤しながら自身で正しい答えを導き出せる者、何かあっても苦労と感じずに乗り越えられるもの(少数)」
②「すぐに誰かに答えをもらおうとする者、分からないので思考を停止させ諦める者、とんちんかんな答えを出してしまう者、何かあるとすぐに人のせいにしたり、壁だと感じる人(多数)」


とで分かれるでしょう。実はこれこそが【1対9の法則】の真理で、この差が自分の願望を意図的に引き寄せられる人とそうでない人の差になります。




もともとセルフイメージが低い人は解決策を考え、試行錯誤しながら自身で正しい答えを導き出そうとしても途中で何かしらの雑念やトラブルが「カラーバス効果」によって引き寄せられていきます。




対して、もともとセルフイメージ(自己肯定感)が高い人はいろんな物事に対して、日頃から自分で感じて、調べて、考えたりして問題解決していく傾向があります。その結果、願望を引き寄せ、ますます幸せになりやすいと言えます。


パーソナルトレーナーとして成功していくためにも同様で全ては考え方から始まるのは間違いなさそうです。

上記の記事では、勉強を始めとして、自分が苦手だと感じることに対しての意識の書き換え方を言及しているので、是非ご参考にしていただけたらと思います。


それでは本日はこの辺で!


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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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