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【パーソナルトレーナー】勉強がどうしても苦手と感じる方へ【資格取得】


パーソナルトレーナーとしての勉強や資格試験は、基本的に誰かに強要されることはないはずです。



しかし、大半の学習は本人が将来を見据えて「スキルアップしたい」と思い立ったときにスタートするので、スタート時点から「孤独」との戦いが始まります。



つまり、トレーナーとしての勉強はほとんどの場合、自由であり孤独となるためモチベーション管理が必須になります。




また近年、コロナ禍の影響もあり、勉強する環境にも変化が出てきています。特に勉強に苦手意識を持っている方だと、「1人で学習する」際は様々なことが弊害となり、挫折しやすい傾向にあります。




その結果、「一見、熱意がありモチベーションが高いにも関わらず、目標到達が困難になってしまう。」という矛盾した現実を引き寄せることもあります。



理想と現実との間に矛盾が出てきてしまうと本当に辛いしもったいないですよね。(しかも自己嫌悪に陥りやすいです。)



今回は勉強に苦手意識を持っている方に対し、根性論なしで解決策を言及していきたいと思います。

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【勉強に苦手意識がある人の思考や言葉】




勉強が苦手と感じる人は、ほとんどの場合幼い頃からの積み重ねで、(主に家庭環境、学校教育の影響など)


「勉強したけど出来なかった」
「勉強はしんどい」
「辛さに耐える忍耐が必要」
「誰かと比べて能力が低いのを目の当たりにした」


などの記憶が色濃く残り、現在の自分を形成している場合が多いです。



つまり「勉強」という行為を「分からない、出来ないなどの苦痛を味わう必要があるもの」と脳が認識してしまっている可能性が高いです。


また自身に対して、


「記憶力が悪い」
「出来なかった」
「能力が低い」


といったようなセルフ評価が口癖のようになってしまっているケースもよく見られます。

【勉強に苦手意識がある人の行動】




勉強に対し苦手意識を強く感じたまま行動に移すとなると、どのようなことが起こりやすいでしょうか?



多くの人は気合いや根性で乗り気ろうとし、「今日はここまでやろう」「週末にここまで仕上げよう」というとりあえずの理想の目標を頭に描き、行動に移そうとします。



しかし、それが達成出来なかった場合「なんて自分は意志が弱いんだ…。明日はこうやって今日の分を取り戻そう。」 とまた気合いや根性で理想の目標を再度追いかけようとします。(根性論)



しかし、根性論だけだとそうも上手くいかないのが現実です。



そういった状況が続けば続く分だけ、理想と現実との間にギャップが生まれ熱意も失われやすくなるでしょう。



また身体にかかる負担も大きくなり、体調を崩したり、併せて予期せぬトラブルに見舞われたりすることも圧倒的に増える傾向にあります。



(この状況は過度のストレスやプレッシャーが関与している可能性があります。達成できなかった際に自己評価を低下させたり、過度なストレスをかけたりすることが健康に悪影響を及ぼすのでしょう。また余裕がない状況では判断力、思考力が低下し、それが予期せぬトラブルを引き起こしているのだと感じます。)




結局、根性・気合いだけではなんともならず、前途多難にあい、最終的に挫折したりフェードアウトしてしまうのはよくあることだと思います。



また始めの段階でスタートダッシュを切ったものの、しばらくするとモチベーション維持が困難になっていくという話もよく聞きます。



これは勉強以外にも、「ダイエットが続かない・SNSの更新が続かない・筋トレが続かない」などに置き換えてもわかりやすいと思います。きっと思い当たる節がある方も多いのではないでしょうか?



さぁ、ここからが重要です。
そのような状況に陥らないための解決策をまとめていきたいと思います。



【解決していくためのマインド】




さて、上記に示したほとんどのケースは無意識のうちに誰かと比べてしまっていたり、「出来なかったこと」に焦点を当てているだけに過ぎません。



本来、「出来ていること」「出来たこと」は勉強した過程で必ずあるはずなのに、誰かと比べて劣等感を感じたり、「出来なかったこと」だけにフォーカスしてしまう癖が行動の邪魔をしている場合が大半です。



強調して伝えたいことは、勉強に苦手意識を持ち、行動に制限があると感じている方は、


過去の勉強に対するマイナスな記憶が色濃く残り、現在の自分を形成している可能性が高いということです。




しかし、1つ言わせていただくと、勉強の本来の目的は他者と比べることではなく、自身のスキルを伸ばしていくことにあります。



つまり勉強をしていく上で他人と比較し、劣等感を感じる必要性は何処にもありません。



むしろそれが目標達成の妨げになってしまうのであれば、そのような思考は捨ててしまった方が良いと言えます。


よって、「他人との比較ではなく、自分軸を持つことを意識し、出来なかったことではなく、出来たことを基準に前進していることを実感する。」という習慣を根気良く作ることが大切です。


特にトレーナーの資格試験のような学習においては「完璧をめざす」ことよりも、「こだわりを捨てて先に進む」という思考が大切になることもあるので、この思考法の効果はとても実感しやすいと思います。



(※「こいつには負けられない、私だってやってやる!」と言ったようにむしろ他人と比較・競争して能力が伸びていく場合も確かにあります。アスリートのように、自分の能力の向上を確信して自分と他人を比べるのであれば大いにやるべきだと私は考えていますが、方向性を間違えてしまった時のデメリットは大きいです。)



【解決していくための行動①勉強する上での目標を明確に決めておく。】



当たり前かもしれませんが、資格試験や日々の勉強も、他の物事と同じようにあらかじめ目標を定めておいた方が行動にブレが起きにくくなります。



例えば「○○までに資格を取得する。」
「○○までに現場に出れるように一通りの学習を終える。」などです。



その際、目標達成までの期限を決めておくことも重要です。



期限を決めておけば、目標の重要性をその都度思い出すことも出来ますし、優先順位をつけて取り組みやすくなります。



【解決していくための行動②やるべきことを短期間に区切り、短期目標を立てる。】




目標達成までの期限を決めたら、週ごとやその日ごとに達成すべきことを短期目標として明確にしていくことも大切です。



その際、勉強に苦手意識を持っている方は特に気をつけた方が良いことがあります。



それは、仮に短期的に自身に課した目標を達成出来なかった時は、根性論に頼るのではなく、



「自分に課した高すぎる目標を下げる」
「優先順位をつけ、今やる必要のないことを削っていく」
「勉強する目的や目標を明確に出来ているか確認してみる」



などの行動が大切になります。特に2回連続で自身に課した短期目標が達成出来なかった場合
は、上述したように「出来なかった」自分を責めるのではなく、自分に合った目標設定を再度構築していきましょう。


これこそが正しいモチベーション管理になります。(繰り返しになりますが、根性論を否定してます。)



【根性や気合いが必要になる場面】


ここまで勉強に苦手意識を抱えている方へのアドバイスとして根性論とは程遠い内容を主張してきました。(勉強だけではなく、全て一緒ですね!)



それでは根性や気合いが必要とされるのはどのような場面でしょうか?



ずばり、それは「最後のひと追い込み」や「どうしても短期的な集中が求められる時」などが当てはまります。

例えば資格取得を目指している場合は、最後のひと追い込みが合格の明暗を分けることも確かにあります。


また学生時代の中間試験や期末試験などを始めとする、短期決戦での勉強となると、根性・気合いで一夜漬けという選択肢をとって、点数を少しでも稼いでおいた方が今後の人生にとってプラスになるという場合もあります。



つまり、全力を出し切る必要がある場合、最終的な結果を残す手段として、根性・気合いはとても有効です。



ただ、日常的に頼ってしまうと疲弊しやすく、却って逆効果になることもあるため、今回の内容では否定的にお伝えしました。


いかがだったでしょうか?

学生時代の勉強と違い、大人がする勉強は本当に必要性を感じ、自らの力で学ぶ側面が強いです。


だからこそ上記にあげたモチベーション管理を大切に、苦手意識を書き換えた上で取り組んでいけると、学習効果のみならず自信がついて人生そのものが楽しくなりますよ!


それでは本日はこの辺で!今回お伝えした内容が少しでも役立っていたら嬉しく思います。

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