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山田スイッチの☆今週の死生観☆

ハ~イ! 今週の死生観で~す!

昨年末、雲黒斉さんの『あの世に聞いたこの世の仕組み』
『もっとあの世に聞いたこの世の仕組み』
を読んだドグ子は
日本人の死生観が揺らいでいる……と思ったんだドグ!

日本人って長らく「死んだら地獄に行く」って信じてきた民族だと
思うんだドグけど、

その地獄っていう思想は平安時代末に源信っていうお坊さんが
浄土宗を広めるために考えだしたアイディアなんだドグ!

浄土宗・浄土真宗は「南無阿弥陀仏」って唱えるんだドグ。
コレ、意味は「阿弥陀仏バンザイ!」とか、「ビバ! 阿弥陀仏」
同じ意味なんだドグけど、
「阿弥陀仏様に全てお任せします~!」っていう、なんか
阿弥陀仏ワッショイ! って感じの言葉なんだドグ。

ようするに源信は、地獄の話を派手に盛ったんだドグ。
仏説譬喩教っていうお経で地獄の話をしたお釈迦様は
「そんな地獄語ってない!」って思ってるドグ。

それで「地獄こわいでしょう? ヤバイでしょう? でも大丈夫!!
南無阿弥陀仏って一回でも唱えたら、全員極楽に行けちゃうんですっっ!!」

って、ジャパネットたかたの高田社長みたいに声を裏返して
(多分)、言って歩いたんだドグ。

その努力と「唱えるだけ」というお手軽さによって、
日本人の間に浄土宗は爆発的ヒットを飛ばし、
地獄はあって当たり前、仏壇の前では「ナムアミダブツ」
行くようになったんだドグ。

それで長らく信じられてきた「地獄」の思想は
近年、「やっぱり鬼とか針の山とか、なかったんじゃね?」
って思われるようになってきたドグ。
情報を得るようになった日本人はただ黙って信じることに
疑問を持つようになったんだドグ。

死生観って「死後の世界は ある派・ない派」
「魂の生まれ変わりが ある派・ない派」
「そもそも、魂 ある派・ない派」

別れると思うんだドグけど、
雲黒斉さんの『あの世に聞いたこの世の仕組み』は
けっこう壮大な話で、
「魂は全部で一つ」論なんだドグ。
いわゆるレゲエの人が歌う「ワンネス」(世界は一つ)ドグ。

「そもそも魂は増えたり減ったりしない。もともと一つの
全体であった我々が、生まれてくる時に全てを忘れ、
全知全能であったことも忘れて生まれてくるのがこの世
なんであって、
生まれてくる前は何でもかんでも叶っちゃう世界にいたのだ。

願い事が何でもAmazonでポチッとしたら次の日届く世界にいたから
飽きてこの世に遊びにきて「うまくいかない苦を楽しんで」いるけど、
結局死んだらもとの全体の魂に戻るのだ」

っていうのが、乱暴にまとめた雲黒斉さんのお話なんだドグ。
面白いのでご一読をドグ☆

以前、ドグ子が岡田斗司夫さんのニコ生に出たとき、岡田さんの死生観を聞いたら
「死んだら終わり」と言われたんだドグ。

ドグ子は死んだら3日ぐらいで生まれ変わると思っていたんだドグけど、
死んだ時点でTHE・ENDという岡田さんの考え方は
ドグ子にとってはすごく清々しかったドグ~!

ドグドグ~!

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