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三国志全巻、読み終わりました!

とうとう、横山光輝の『三国志』全巻を読み終えましたドグ~!!(;´Д`)!!

1巻から60巻まで、全部面白かったドグ……!!

横山光輝先生は本当に、天才としか言いようがないドグ……!!

日中国交回復前から描かれていた三国志。前半は小説から読み解いて描いていたそうですが、後半は取材ができて描くのが楽だったとおっしゃっています。

とにかく、背景がすごかったドグ……!

城を建ててる時の大工や人夫のリアルさとか、足場のリアルさとか、城を攻めてる時の谷や平原の書き込みの凄さとか。城内部や美しい庭の描き方とか、本当に三国時代に生きてた人なんじゃないか? と錯覚するほど、背景って難しいはずなのに詳細に描かれていて、そしてそれが資料と取材に基づくものだと知った時にやっぱり、感動しましたドグね。(;´Д`)すごい。

読む前は司馬仲達のこと嫌いだったんだドグけど、(諸葛孔明の敵だから)読んだら孔明に翻弄される仲達に親近感が湧いてきて、読み進むうちに、三国志は司馬仲達がいなかったら、孔明と知恵比べをする者がなくて面白くなかったのだということに気付きましたドグ~。(;´Д`)

ところで。ドグ子には三国志全60巻という、これほど長い漫画を読んだら、一体どんな気分になるんだろう? という興味もあったんだドグ。

読み終わった時に、一つ。

「ワールド」という言葉が降りてきましたドグね。

三国志では、一回の戦いで30万の兵が動いたりするので、簡単に1万~3万人くらいが討ち死にするんだドグ。

槍で一突きとか、弓矢で倒れたり、落石に潰されたりもう。様々に死んでいくの。

ほんの、1800~1700年前はこんな大量殺戮が普通に行われていて、国のためなら何千人殺しても英雄。むしろたくさん殺せば英雄だったわけドグ。

その時ドグ子は、「あ、世界が違うな」って思ったの。

時代と時代でも世界が違うけど、人と人でも、人には一つの世界があるから、人が2人並んでいたら世界が2つあるようなもので。どうしても合わない世界を持つ人と、どうして合わないのかをかなり長い間考えていたんだドグけど、これ、世界が違うんだドグね。

こちらの世界ではこれをやると喜ぶからと、相手の世界に対して行うと、全然喜ばれなかったりする。世界の違いを認めなければいけないんだドグ。

三国志の世界だったら、敵将の生首持っていけば超喜ばれるからって、現代でそれをやったらダメなわけで。

世界が違う相手に対する時は、

こちらの常識を捨てて臨まねばならないんだドグな……と、

三国志全60巻を読んでドグ子は思ったんだドグ~。(*´ω`*)


ドグドグ☆

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