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驚いた夜中の地震

その時、私は妹ととてもシビアな話をしていた。
するとスマホから突然、緊急地震速報が鳴り響いた
部屋が左右に横揺れしている。

「あらっ、これは何」と一瞬思いながら、状況が呑み込めない。
壁を見ると、動いている、動きが治まる気配がない

スマホの向こうで、妹の悲鳴が聞こえた。
彼女は市内のホテルの7階に宿泊していたのでかなり揺れているようだ。
「キャー、お願い助けて」と悲痛な叫び声が聞こえた

「これは、いよいよ南海トラフなの」と私は思った。

一瞬どうしていいか分からず真っ白になったが、とりあえずパジャマのままではいけないと動きやすい服装に着替えた

私は慌てているのを自覚した。やるべきことがあれこれ浮かんだ。
「そうだ、お母さんの様子を見に行かなければ」そう思い階下の母のもとに

彼女はさほど動揺していなかった。
「あんた、地震じゃね、この部屋はそんなには揺れんかった」と言って、ベッドに横になっている。

私は、このまま避難所に行くことになってもいいように、非常時に持ち出すものを玄関に集めた。防災のためにリュックやキャリーバッグに必要なものを詰めておいたのだ。それがとにかく重い、4個もあった

「これは、私一人では運べない」と思った。車の運転をしない私は、緊急時の移動をどうするべきか考えた。キャリーカーに積み込んだとして、足のおぼつかない母を深夜どんな風にして移動させればいいのか・・・。車を持っている友人に連絡するしかないと思った。

しばらくはニュースの地震速報を注視しながら、「どうするのがベストか」と考えていた。
速報では最大震度6弱、震源地は豊後水道と伝えていた
ヘルメットを身近に置いて、次に揺れたら、何処にいるのが一番いいか母と二人で話していた。

再び妹に電話してみると、宿泊客がロビーに集まっていて、部屋を階下にしてもらうことにしたと話していた。
「物凄く揺れた、でも大丈夫」と平静を取り戻しているようだった

それから2時間近く、災害報道に釘付けだったが、睡眠をとらなければと浅い眠りについて、今朝を向かえた

地震翌日の今日の私は、もっともっと備えなければと思っている
私たち親子にとっては、いい教訓になった。



最後までお読みいただいてありがとうございました。
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