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何となく落語に触れた日

私は地元で落語会があったとしても率先していくタイプではありません。
ただ笑点は昔からよく見ていました
落語家の顔に馴染みを感じるのは笑点をみていたからだと思います。

これまでに生で落語を聞いたのは、笑福亭鶴瓶師匠の「らくだ」のみです。
愛媛県喜多郡内子町にある内子座と言う昔ながらの芝居小屋で独演会があったのです。

落語の楽しみ方など何も分からないで、ただ色々な人物を声色を上手に使い、長い物語を生き生きと伝える鶴瓶さんを凄いと思いながら聞いていました。

そして先日、私にとって人生二度目の落語を聞きました
著名な講師が毎月講演する「愛媛県民文化大学」の講師の一人が林家正蔵はやしやしょうぞうさんだったからです

林家正蔵さんのお父さんは私たち世代では誰もが知っている林家三平はやしやさんぺいさんです。
右のこめかみに手を当てて「どうもすみません」と言うのがキャッチフレーズでした。今でも覚えています。

林家正蔵さんは62歳になったそうです。随分落ち着きが出て、落語家の風貌になっていました。

講演を聞きながら、人に笑いを提供するのはつくづく難しいものだと思いました。誰もが笑えるオチを間合いと喋りのテクニックで聞かせるのは一朝一夕では身につきそうにないと感じたのです
ちょっとしたことにも笑いが起きるように臨機応変に話を進め、様々な事に気配り目配りをしなければいけないのが分かりました。

会場にちょっと遅れて入ってくる人のファッションを褒めてみたり、自分を落として他人を際立たせたりしながら、さりげなく笑いを誘うプロの技を見せてもらいました

講演では落語のお約束を一通り語った後、落語を1席語ってくれました。やはり間合いとテンポがいいなと思いました。程よい間が笑いを増幅させるのです。

私もしゃべり手として、間の取り方を上手に取り入れ、時には笑いを生みたいなと思いながら聞いていました


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