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「歳を重ねる」と言うことを母から教えられている私。

歳を重ねるとこれまで出来ていたことが出来なくなることが数々あります
私は母を身近で見ていてそう感じることがしょっちゅうです。

杖に頼らないで歩いていたのに、杖を使うようになり、一本だった杖が二本になり、今はシルバーカーを使うようになりました
これまですぐに開けられていた牛乳パックの蓋が上手く開けられなくなって、筆ペンの蓋が上手に締められなくなる。

落ちた定規がすぐに拾えなくなって私に拾って欲しいと頼むようになる。
そんな小さなことから、歳を取るとはどういうことかを母から教えられているような気がします。

身近にいて母の姿を見ていることは私にとってとても有難い事なのです。

娘の私も68歳。人の話を時々聴き返すことがあったり、重いものを持った翌日には腕が痛くなったり、さして長い距離を歩いているわけではないのに疲れやすくなったり。
本当に老化と言うのは否応なくやって来るものだなと痛感しています

母が私に教えてくれているのです。
「貴方も何時かこんな風になる時が来るのよ」と。
有難いなと思います。

そして母は出来なくなることがあっても、思いがあれば人は何時までも生き生きと輝くことが出来ると言うことも教えてくれています。

毎日好きなイラストを描いて、常に自分の最上級を出そうと懸命に頑張れば、驚くほど短い時間にびっくりするくらい進化出来る事を、母は私に見せてくれているのです。

だから「失うものがあっても、くよくよしないで自分が出来ることを磨いていこう」そんな気にさせてくれるのです。

私は母に人生の醍醐味を見せてもらって本当に幸せだなーと思っています。


最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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