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プロとしての責任とプライド

私は三年前に定年退職して、フリーで活動をしています。
私の仕事はフリーアナウンサーです。
現在68歳、熟年のフリーアナなのです。

70歳を前にした私にアナウンスの仕事は中々やって来ません。
フリー活動をしていても開店休業状態です。

司会進行をしたり、発表したりする機会はありますがそれはボランティアのような活動です。
私はそうしたすべての事に対して、自分自身の全精力を費やして取り組んでいます

何故なら喋りの仕事に、プロとしての責任感とプライドがあるのです。中途半端には出来ない私がいます。
仕事に対していつの間にかそんな想いが生まれていました。

時々「司会お上手ですね、流石です」と言って頂くことがありますが、「それはプロとして当たり前で、まだ足りないくらい」と思っている私がいます。
幾つになっても、現役でいたいと思っている仕事への強い信念に私自身が驚くことがあります。

喋りの実践の場が少なくなった今は、私の日常の会話がプロの喋り手としての大切な修行の場だと思って過ごしています。

それはとても身近な、楽しい鍛練の場所になっています。


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《実践の場所はいくらでもあるんよ》

※92歳のばあばと娘の会話です。

「それはその通りだと思うよ、バス停なんかで話よっても、まったりしよってもその話し方でも違おう、実践の場所はいくらでもあるんよ、これからもそうして、鍛錬したらええと思う、以上」

母は何だか私の頑ななプロ意識に呆れているようでもありました。私はいつまでも喋りのプロでいたいと思っています。


最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょう。💗



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