91歳noteで挑戦◇軽いタッチ

母は日記をつける時に必ずイラストを添えています。楽しいのかいつもハミングをしています。その時の筆の動きが軽やかなんです。下絵も描かないで、どんどん描き進めてアッと言う間に出来がっています。

私は「すごい！！」と思ってみていました。すると母が、これまでとは違ったイラストを描いて私に見せました。

「毎日、下絵なしで日記を描きよったら、いつの間にかこんなんがササっと描けるようになったんよ、楽しいわい」と言っています。

またまた91歳のイラスト好きのおばあちゃんが進化しました。

今日はばあばがハミングしたくなる軽いタッチの作品をご紹介します。

【色づく山】

【山里の晩秋】

【秋のバラと私】

【娘の笑顔】

母に聞きました。「軽いタッチで描く絵はどこが違うの」と。するといくつかの事をまたまた楽しそうに話してくれました。

▢下絵は書かない

▢頭の中にスケッチして、閃きで描く。

▢スピード感が大切。

▢出来上がりに足りないものを描き足す。

とにかく楽しく描けるそうです。

【毎日がバトル：山田家の女たち】

《いろいろ勉強して自分なりが見つかったんよ》

リビングでイラストを懸命に描いているばあばと。

「軽いタッチのイラストを描くんは面白いんよ、それは頭の中に閃いたもんを描きよるけんね、ほじゃけん筆がささっと進むんよ」

「それでハミングしよるんかなー」

「本当、知らんのよ～、さっさと描けるけんねー、楽しいわい」

「ここに至るまで随分苦労した・・・」

「いろんな人の見たり、描いたりしてやっと自分の形が出来だしたけんねー、それが良かれ悪しかれね・・・」

母は自分らしい描き方が出来るようになってとても嬉しいようですが、きっとまだまだこれからも進化していくと思います。見守ってやってください。

【ばあばの俳句】

全力で終えし剪定秋澄めり

母は狭庭の木が伸びているのが気がかりだったらしく、４時起きで剪定の準備をしていました。動きにくい足腰で作業をするのは大変だったと思います。母は気合でやり遂げました。

だからこそ、仕事を終えた後は秋の空のようにスッキリとして幸せな気分になったと言っていました。その気力には娘の私も驚きます。

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私のアルバムの中の写真から

また明日お会いしましょう。💗