【図解1390】できることを拡げた後は「切り分け」て「組み合わせ」る(かしわぎ なおこさんnote図解)
【サイクル型】「できそうなこと」×「興味のあること」に領地を拡げていくと、できることと興味が増える。
これは可能性と選択肢が増える反面、器用貧乏になり興味が分散してしまうリスクもある。
そこで、できるようになった手段(能力)を「切り分け」、今の自分の価値観や状況の変化に合わせて「組み合わせる」ことで、新たな道ができる。
そして、その新たな道を進んでいくことで、さらにできることの領地が拡がっていく。
できることを拡げ、切り分け、組み合わせることが新たな自分につながる。
かしわぎ なおこさんのnote「ビビりながら楽しさ拡げる。そんな私の道のりを図解して頂き、新たな道が」の
今でも私は、「できそうなこと」×「興味のあること」が基本。
でも、領地がそれなりに拡がった、ということは、「できること」と「興味」が増えることにもなる。
養われた感覚や、価値観も生まれる。
良く言えば、可能性と選択肢が増える。
悪く言えば、器用貧乏、欲張り、絞れず、茫漠に陥る。
あれもいいけど、こっちもできそう、いや、これから手掛けるならどれ…?
そこでまた山田さんの図解にヒントがあった。
「切り分け」て「組み合わせ」ると、シフトチェンジに
これは、いわゆる「経験の棚卸し」にも通じるところがある。
拡げてきた「領地」には、様々な自分の要素や能力がゴッチャに混在している。
どれも確かに「自分の財産」。
でも、今までと同じようなパターンや方向にこだわるのではなく、状況の変化に合わせて、新たな形で、新しい方向に向かう「シフトチェンジ」の時を迎えることもある。
単なる"興味の移り変わり"だけでなく、時代や社会の変化、自分の心境や環境など、様々な大きな状況変化=「パラダイムシフト」もある。
徳川慶喜ほどじゃなくても!笑
自分の持続可能のための方法の一つとしての「シフトチェンジ」に、
「切り分け」方法が役に立つ。
たとえば私は、「メディア制作」というプロジェクト目的のために、「企画」「ディレクション」「折衝」「チーム統括」という手段(能力)を使う。
「媒体取材」という目的のために、「人の話を聞く」と「整理して書く」という手段(能力)を使う。
ひとまとめにパッケージされていた業務も、ザックリ6つに分けられる。
「企画立案」「ディレクション」「折衝」「チーム統括」「人の話を聞く」「整理して書く」
厳密に言えば、実際はもっと細かい。
これらは、組み合わせ次第で、従来とは異なる仕事にもなり得る。
実際に、「人の話を聞く」+「ディレクション」を、コンサルやマネジメントの仕事に活かしている。
「インタビュー」+「書く」がワンセットで取材、というフィールドを手放し、別の新しい目的に沿って必要に応じて付随的な使い方に変えつつある。
という部分の図解です(図解の内容に合わせ太字装飾は原文から一部変更しています)。
できることを拡げるだけでなく、「切り分けて」「組み合わせる」という内容になるほど!と感じたので、図解にさせていただきました。
「選択と集中(企業の競争戦略上、得意とする、あるいは、得意としたい事業分野を絞り込み、そこに経営資源を集中すること)」という言葉は有名ですし、個人の方向性を考える時にも「何をするかだけでなく、何をしないかが重要」という話も聞きます。
ただ、こういう話の場合、ある程度の大きさのパッケージ単位で考えることが多いように思います。
そこを、より細かく切り分け、今の自分の気持ちや周りの状況に合わせて組み合わせていく、というのは非常に興味深く感じました。
私自身は、そこそこ色々なスキルに関する本を読み、また実践もしているつもりですが、まさにかしわぎさんの言うところの
悪く言えば、器用貧乏、欲張り、絞れず、茫漠に陥る。
という状態になりやすいところがあります。
今までは「100か0か」的に「しんどくなってきたからこれはやらない」という形でスキル丸ごとを放棄したりしていたのですが、「切り分ける」という考え方を活かして「苦手部分はやめるが、相性がいい部分は残す」のようなやり方も検討しようと思います。
たとえばプレゼンテーションなら、「人前で話す」部分はやめても「伝えるための構成を練る」部分は残し、図解に活かすなど
また、それぞれのスキルも単独で使っており、「点」の状態になってしまっていました。
これについても、スキル全体としても、部分としてのスキルとしても、パズルのように組み合わせながら楽しめる部分を探していければと考えています。
今回の図解の元になったnoteはこちら。図解部分以外も学びの多いnoteなので、ぜひ読んでみてくださいね。
かしわぎ なおこさん、学びの多いnoteと図解化の快諾ありがとうございました!
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