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【2023.5.25.】2024年に向けた新しいリハビリテーションの形⑤「病院で取り組む新しいリハビリテーションの形」

このコラムはシリーズコラムです。

ここまでのコラムでは、報酬改定の経緯から、厚労省が求めているリハビリテーションの在り方のこと、実践すべきリハビリテーションの考え方について述べてきました。

では病院リハ、生活期リハでは具体的にどのようなリハビリテーションが求められているのかということについて書いてみたいと思います。

こちらのコラムも参考にしてください。

2024年に向けて実践すべき病院リハの新しい形

これまでのことから考えてみて、病院リハビリテーションに求められていることを書き出してみると。

  1. 活動と参加へのアプローチの実践

  2. 適切な目標設定

  3. 「してもらうリハ」から「するリハビリテーション」への改革

  4. 退院後の生活を考慮したリハビリテーションの実践

  5. スタッフ全員の意思統一を図ること

上記の1~4については以下の講義動画を参考にしてください。

ここでは病院のリハスタッフ全員の意思統一を図ることの重要性について書いてみたい。

リハスタッフ全員の意思統一を図ること

活動と参加へのアプローチを効果的に進めることや「するリハビリテーション」の実践には、スタッフ全員の意思統一を図ることがものすごく重要になってきます。

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2,018字

「生活期リハの視点で病院リハと地域リハをつなぐ・変える」を主要テーマとして、大阪の作業療法士のやまだ…

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