コラム18 訪問看護ステーションにおけるセラピストと看護師さんの連携のためにすべきこと1
2021年6月14日追記
続編のコラムも公開しています。
コラム19 訪問看護ステーションにおけるセラピストと看護師さんの連携のためにすべきこと2
コラム20 訪問看護ステーションにおけるセラピストと看護師さんの連携のためにすべきこと3
===ここからがこのコラムの本文です===
先日ブログにこんなコラムを書きました。
日々コラムを書いたり、動画で話したり、オンライン講義をしていますがそんなにポコポコとネタが沸いてくるわけではありません。人と会ったり話したり、通所や訪問の現場で利用者さんと話したりすることでいろいろ考えさせられてコラムや動画にしています。
今回大阪府訪問看護ステーション協会さんのオンライン会議に参加させていただいてから、いろいろ考えています。
色々考えていることの一つが連携に関すること。そこで訪問看護ステーションにおける看護師さんとリハビリテーションに関わるPT/OT/STの連携のことを書いてみたいと思います。
制度についての理解のこと
2021年の介護報酬改定で訪問看護ステーションからのリハビリについてはいろいろな変化がありました。
私の身近な経験から考えてみても、現場で働いているセラピストや看護師さんの多くは報酬改定の詳細についてはご存じありません。2021年の報酬改定でも、せいぜい訪問看護の指示書や報告書の書式が変わったことくらいしかご存じないのだと思います。指示書や報告書は原画で実際に使うものなので、変化があればわかりますからね。
だけどそれ以外のこと
要支援の長期利用に伴う減算
要支援の1時間のリハの減算(50/100)
訪問看護からのリハの利用は通所などのサービスを使っても対応できない人であることの明確化
等といったことは看護師さんもセラピストもご存じないと思うのですよね。
改定のことはここにも書いています。
お互いに制度のことを知らないまま、現場の臨床を実践することは可能です。だけど、どんな対象者さんに対してどのような支援を行っていくのかということを考えると、その根幹である制度のことを理解していない状態ではより良いサービスを提供することは困難だと思います。
短期的には良いサービスを提供できても、長期的な視点で見ると制度に振り回される形でサービスの中身を制限せざるを得なくなったりすることが出てくると思います。だから制度の変化を理解したうえで事業所のサービスは提供すべきだと考えています。
訪問看護ステーションのけるリハビリテーションの位置づけ
病院・診療所・老健からの訪問リハと訪看リハの違い
主治医の役割のこと
このあたりのことは訪問看護ステーションにセラピストを雇用している事業所なら一度は勉強会を開いてお互いが現時点での位置づけみたいなものを理解しておく方が良いと思います。
そうした理解の上で事業所内の連携をどうすべきかということを考えていく方が良いと思います。
このコラムはもう少し続きますが今日はここまで。
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