更衣動作のさらに先、行為動作の自立へ
『意味のない作業よりも意味のある活動を実践するのが作業療法士の役割ですよ』
『作業療法の実践場面で、患者さんが「つまらない」と言うのは熱心に取り組めない患者さんに問題があるのではなくて、プログラムを立案するセラピストに問題がある。』
月1回病院の事例検討会に関わっているですが、そこで若手OTさんに伝えたことです。
2015年の介護報酬の改定以降「活動と参加」への取り組みがクローズアップされている。
2018年同時改定では、特に介護報酬改定においてリハマネ2加算や生活行為向上リハ加算が介護予防にも拡大する方向で議論されている。(このコラムは2018年1月に書いている)
より軽度な対象者に対しても『活動と参加』に取り組むことの必要性が報酬改定にも反映されているということだ。
だけど、ここへの取り組みが苦手というかうまくリハビリテーション場面に反映できていないセラピストが多い。
特に冒頭で書いたように、病院で働いているリハビリテーション専門職は苦手に感じているようだ。
ADLのそれぞれの課題には取り組めているようですが、その先の
行為活動というのかな「行為」に発展していないように感じる。
=======お知らせ=======
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ただし、このコラムはマガジン「2018年同時改定直前マガジン(やまだstyle vol.9)」に含まれています。
マガジンは2000円で販売しています。このマガジンは平成30年4月までコラムを連載しますので、マガジンを購入される方がお得です。少なくとも15本以上のコラムを掲載します。
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ADLは部分的じゃなくて「行為」という連続体
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