渡航準備編
初めましてやまだです。2024年の2/2~3/2までの一か月間、オーストラリアのパースに留学していました。今回は#1、#2とは違い留学準備編となりますので、オーストラリア・パースに限らずアメリカ・イギリス・カナダ・ニュージーランドの情報も併せて共有していきます!
海外に一定期間滞在する方の過ごし方としてワーホリ、現地の大学に通うなど様々ありますが、私はパースにいる間EFという語学学校に通っていました。
留学で得た学びやオーストラリア特有の文化に関してはこちらの記事で紹介しております。
今回は#0 留学準備編と称しまして、留学するにあたっての準備について共有しようと思います。
持ち物リスト
ちょっと見にくいのですが、参考にしたのはこんな感じ。
これに加えて、パジャマ、洗濯用洗剤はマストです。洗濯用洗剤に関してはジェルボールがお勧め。
以下、意外と忘れがちな持ち物を必要な人とセットで記します。
女性の場合
→メイク用品、生理用ナプキン
ビーチに行く予定がある人
→サンダル、等身大のバスタオルがあると便利。
カジノや良いレストランやBar、クラブなどに行く人
→襟付きのシャツやワンピース、そして小さめのカバンがあるといいですね。特にカジノはリュックサックでは入れないので、注意が必要です
必要な人
→カミソリ、コンタクト、日本からのお土産、日本食
私個人としてはせっかく海外に行くのに日本食持っていくのはもったいなくない…?というのが正直な思う所ですが、人それぞれだと思うので書いておきます。「サトウのごはん」とか粉末の味噌汁とか人気でしたね。非常食を持ってきている子もいました。
手荷物規定
パースまでの旅は
①日本からパースまでの直行便
②日本→シンガポール→パース
の2パターンです。私は②でした。経由するルートを見て、どこの空港会社の規定に従うのかチェックしておいてください。
↓こっちの方が画質良いです、内容は↑と一緒です
各航空会社によって異なる規定となります。注意してください。
機内持ち込み禁止例
2006年8月10日に明らかになった「英国での航空機爆破テロ未遂事件」を受けて、国際民間航空機関(ICAO)から各締約国に対して通知された「液体物の機内持ち込み制限に対するガイドライン」に基づき、2007年3月1日から国際線に適用されています(2024/3/10現在)。
液体物(ジェル及びエアゾールを含む)を手荷物として客室内に持ち込む際の制限であり、受託手荷物には適用されません。
・すべての液体物は100mL以下の容器に入れる。(100mLを超える容器に100mL以下の液体物が入っていてもいけません)
・それらの容器をジッパー付きの容量1L以下の透明プラスチック製の袋に余裕をもって入れる
・旅客1人当たりの袋の数は1つまで
(プラスチック製の袋を、検査場において検査員に提示してください)
・医薬品、ベビーフード/ミルク、特別な制限食については適用除外。
(機内で必要な分に限り適用除外となるため、検査員まで申告願います。その際、医薬品については、処方箋の写し、薬袋、医師の診断書等の提示をする必要があります)
・手荷物検査を効率的に実施するため、上記のプラスチック製の袋およびPC等電子機器はバックから取り出した上、上着類は脱いで別々に検査員に提示・検査します。
・保安検査後の免税店で購入した酒類等は機内持ち込みが可能です。ただし、国際線に乗り継ぐ場合は、検査の際に、その国のルールに従い没収される可能性がありますので、事前に搭乗する空港会社に確認をお願いします。
お金の準備
お小遣いの平均額は5~10万/週ほどですが、個人差があります。複数の種類でお金を準備し、分散管理することを勧めます。
現金
海外経験の少ない学生は渡航前に両替店等で外貨両替することをお勧めします。出発日当日に空港で両替する場合は、大変な混雑が予想されますので時間に余裕をもっていってください。両替の際は高額紙幣ではなく小額紙幣を中心に準備することをお勧めします。
一般的に日本国内で現地通貨に両替するよりも、現地到着後、現地の両替店または銀行にて日本円から現地通貨に両替する方がレートの面では有利です。ただ、私は現金から現金に換金する方法よりクレジットカードから換金する方法をお勧めします。
クレジットカード
VISA Card、Master Card、American Express Card等1枚あると大変便利です。ID(身分証明書)の代用にもなりますし、ホテルの予約の際には必需品となります。「私ホームステイだし」と思った方、甘いですよ。滞在中にコロナになり、突如としてホテルでの一人暮らしを余儀なくされることだってあるのですから。先程「私は現金から現金に換金する方法よりクレジットカードから換金する方法をお勧めする」と言った理由はこちら↓。
盗難や紛失の際の緊急連絡先を控えておいてください。
デビッドカード
VISAやMasterなど加盟店でのショッピングや現地ATMでの通貨引き落としなど幅広く使えます。口座からすぐに引き落とされるため、「使いすぎ」の心配がありません。
海外専用プリペイドカード
銀行口座を開設しないタイプの海外専用プリペイドカード。Money T Global、キャッシュパスポート、GAICA、マネパカード、ネオ・マネーなどが代表的なカードで、クレジットカードのような審査もなく、プリペイド式なので使いすぎ防止にもなります。
電子渡航認証
国によって違います。出国までに必ず登録を済ませてください。
カナダ→eTA
アメリカ→ESTA
ニュージーランド→NZeTA
オーストラリア→ETAS
オーストラリアのETASに関しては、申請後に届いた「ETA Application for Australia」という件名で「ETA application outcome notification」という名前のPDFが添付されたメールを保管しておくことをお勧めします。
(2024/3/10現在)
電気製品
電圧、周波数、プラグタイプが日本のそれらと異なります。日本対応の電気製品をそのまま使用すると故障の原因となります。使用する場合は「変圧器」や「対応プラグ」を持参してください。変圧器は100均でも売っていますよ!
ただし、パソコン、デジタルカメラ、ドライヤーなどは海外対応になっている物も多く、まずは確認してください。
(2024/3/10現在)
パスポートの有効期限
渡航国によって残存有効期限が異なります。何らかの事情によって帰国日が遅れる可能性があるので、+4週間の残存期間があることが望ましいです。
渡航前の安全対策
海外安全アプリ
海外にお住まいの方や海外旅行・留学・出張中の方に、安全に関わる情報をお届けするための外務省公式アプリです。留学中の国・地域を登録することにより、海外安全情報が発出された場合に情報を受け取ることができます。渡航前に渡航国情報を確認しておくことを勧めます。
海外旅行登録サービス(たびレジ)
いざというとき、在外交館などから緊急時情報提供を受けられる無料サービスです。こちらも登録することを強く勧めます。
他にも、有料にはなりますが緊急時における海外救援活動サービス「アイラック安心サポートデスク」などのサービスがあります。
また、初めての海外留学の方で個人で申し込まれた方は、留学斡旋業者に頼ることも視野に入れていいと思います。
GIO CLUBは、私が大学の斡旋で留学した際にサポートしてくれた業者になります。留学斡旋業者の中では最大手です。
去年、初海外でコロナになりホテル手続き・飛行機の再予約・PCR検査予約など大量のタスクが発生した際に本当にお世話になりました。緊急事態や不測の事態に備えて、特に初海外の方や大学などのグループではなく単身で乗り込む方は、是非ご一考ください(回し者ではございません)。
飲酒・喫煙・禁止薬物等について
外国においては、飲酒や喫煙等における法律(可能年齢)が日本と異なります。
飲酒・喫煙においては、日本と滞在国の法律を比較し、よりルールが厳しい国の法律に従うことが安パイです。
法律で認められている年齢未満の飲酒が発覚すると、強制退去・矯正帰国、今後の渡航時に入国を拒否されたりするだけでなく、学生の場合は学校関係者も処罰されることになります。くれぐれもお気をつけて。
入国・出国手続き
1.チェックイン
利用航空会社カウンター、または自動チェックイン機で手続きを行います。パスポートとEチケットお客様控え、搭乗券(Boarding Pass)と手荷物引換証(クレームタグ;Claim Tag)を受け取ります。飛行機に持ち込める荷物は大きさ、重さ、個数に制限があり、制限をオーバーすると超過料金が請求されますのでご注意あれ。(詳細は利用航空会社のホームページを確認!)
2.出国手続き
手荷物検査、出国審査の順に進みます。出国審査は、自動化ゲートの利用が可能です。
3.搭乗手続き
搭乗ゲート前で待機し搭乗案内を待ちます。出発の30~40分前に搭乗のアナウンスがありますので、それに従って搭乗してください。出発時刻やゲートが変更になることもありますので、モニターやアナウンスを確認してください。
4.機内にて
機内で出入国カード、税関申告書、検疫アンケートが配布されます。(渡航先となる国で異なります)ので、機内にて記入してください。カナダは税関申告書の紙面は廃止され、入国時に専用端末を使います。また、機内ではエコノミー症候群の予防策として定期的に水分補給することと適度なストレッチを心がけてください。
5.乗り継ぎ空港
空港内のモニターや空港スタッフに乗り継ぎゲート、搭乗開始時刻、出発時刻を確認してください。
6.入国手続き/入国審査
国や空港によって異なりますが、対面での入国審査や専用端末での入国審査の導入が行われています。
7.荷物の受け取り
利用航空便名が表示されているターンテーブルで荷物を引き取って下さい。荷物の破損や出てこなかった場合は、クレームタグを使って「Lost&Found」のカウンターまたは航空会社カウンターへ申し出てください。
8.税関
全ての荷物が出そろったら税関審査台へと進んでください。免税・課税に関係なく、検査官へ記入済みの税関申告書を提示してください。
まとめ
記載した全ての情報は2024/3/10現在のものであり、特に航空会社の定めた規定などは変更になっている可能性があります。上記の情報を参考にして、自身で調べられることを強く勧めます。
つらつらと書き並べましたが、結局入出国の時はパスポートがあればどうにかなる、滞在中は夜に出歩かなければ大丈夫(途上国を除く)。パスポートは基本的に常に持ち歩いてくださいね。気負わず行ってらっしゃいませ。
それでは良い旅を!
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