M○Cを退職します。
2018年8月。つまり、平成最後の夏をもって会社を辞めることにしました。約3年9ヶ月間、勤務したことになる（予定）です。前回が2年ちょうどだったことを思うとだいぶ長いですね。とはいえ、まだ残り2ヶ月もあるのですが、今の気持ちをまとめておくことにします。
前職に引き続き、現職でもコピーライターとして勤務しました。幸か不幸かずっと「ひとり体制」だったので、結果的にはほぼすべてのクライアントを担当しました。Webサイトのリニューアルからカタログ、ポスター、チラシ、パンフレット、新聞広告、雑誌広告、DM、OOH、コンセプトムービー、ラジオCM、SNSの中の人…と、幅広くコピーを書く機会に恵まれたのは非常にいい経験になりました。案件がいくつか重なった時は多少力技で乗り切る必要はあったものの、その分タフにはなったかと思います。
退職理由として、まぁネガポジいろいろとあるにはあるのですがw、そのひとつは、今年30歳を迎えるというタイミングだったから、というのが大きかったです。22歳、大学4年の秋にコピーライターを知り、その面白さに惹かれて志すようになり、23歳で営業から未経験で転職。そこから今日までプロとして約6年のキャリアを積んできたわけですが、こうして今年30歳を迎えるにあたり、その瞬間に自分がいる場所はここでいいのか？という自問自答をこの1年ほどずっとし、それは違うのではないかと思い至ったのが大きいです。昔、お世話になったコピーライターの方が「現状維持は後退だ」とおっしゃっていたのをすごく覚えています。この環境に甘んじていたらレベルアップは望めない、その焦りはとても感じました。
もうひとつは、不機嫌になる時間が長くなったからです。これは元々の人間性もあるのですが、ここ数年はこれまでに増して、いつも何か、どこか、イライラしてしまう自分がいました。周りの人も巻き込んでしまうこともあったりして、これはさすがにあかんなと。そんな時、元電通のコピーライターである田中泰延さんが『あなたが機嫌がいいと、世界は機嫌がいい』という記事を書かれているのを読みました。
田中さんはこの記事の中で、電通をお辞めになった理由を
思い切って辞めることにしたのは、
「もっと機嫌よく生きたかった」からなのです。
と綴っています。この一文を読んだ時に「機嫌」、つまり自分のメンタルは自分で守らないとなぁ…と思ったのです。いかに機嫌よく生きるかと少なくとも不機嫌がいつまでも収まらない環境にいるのは良くないよなと。強制されているわけでもないのに。次の場所が必ずしも機嫌良くいられる場所なのかはわかりませんが、30歳を迎えるタイミングの話と同じように、それは今いる「ここ」ではない、そう感じたのです（僕の不機嫌は置いておいて、田中さんの記事は素晴らしいのでぜひご一読を！）。
これからの予定ですが、すぐ次の会社を探すといった予定は、実は今のところありません（気になった会社はちょこちょこチェックしたりはしていましたが）。実は、2年ほど海外に行ってちゃんと英語を勉強してこようかなとも思っています。要は語学留学ですね。とはいえ飲みすぎて貯金がゼロなのでまずはそこから、といったダメ具合なのですが。。これに関してはまだ色々と考えているところがあるのですが、行くなら数年のうちだな、と思っています。正直、間に合うか不安ですが。笑
あと「退職」とはお伝えしているものの、コピーライターの仕事自体はずっと続けていきます。非常にありがたいことに、すでに個人での案件に関して声をかけてくださっている方もいるので、そちらは全力で頑張りたいなと。
退職宣言は割と前からしていたのですが、その際に何人か「いよいよ独立ですか」とか「ついにフリーですか」と言ってくださった方もいましたが、今のところ、その確固たる意思はなく…（もしも独立したらこんな屋号にしようかなぁ、なんて妄想をしたことはありましたが）ただ、もうそうなってもおかしくない、という見られ方をしているのは嬉しいですね。
いうことで、しばらくはフリーランス&フリーター状態になると思います。
無職でなく、無所属。
もちろん新規のお仕事のご依頼などはガンガンお受けしたいなと思っているので、もし何かございましたら、masyamaaaaachi@gmail.comかTwitterのDMまでご連絡ください。飲みキャラが定着しすぎているかと思いますが、お茶とかランチのお誘いからでも全然構いませんので（割とカフェ好きです）！特に、
・コピーライティング
・記事作成（ライティング）
・ネーミング
・リライト
・文字校正
・文字起こし
など、各種ライティングのお仕事全般に関しては間違いなくお受けできると思いますが、他にもお手伝いできる範囲であれば幅広く力になれればと思うので、ぜひお気軽にご相談ください！お待ちしております。
さぁ、人生楽しくなってきたぞ。
それでは。
2018.07.03
コピーライター 山内 昌憲
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