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(読書)「メモの魔力」 著者:前田裕二

メモの魔力

本を読むようになり、次はアウトプットを意識したい今日この頃。
アウトプットのうちの一つで気になっていたのが”メモ”。
メモについての本といえば、やはりこれでしょう。

前田裕二さんの「メモの魔力」

実は私、メモについての本は以前に読んだことがあり、メモが自身の目標達成のための鍵になることは理解しています。
「メモの魔力」を読むことで、より効率的なメモの方法を知りたいメモに対する意識を高めたい。そして、メモを使って自分の目標達成の道を見つけたい。こんな思いからこの本を読んでみることにしました。

「参りました!!」

最初の十数ページを読んだだけで、私の頭はこの言葉でいっぱいでした。
え?どうした?(笑)と思う方も多いと思います。
先ほども言ったのですが、私はメモについての本を以前に読み、メモに対する意識は並の人以上だろうと思っていました。
はい。思っていただけでしたね(笑)上には上がいるとはまさにこのこと(笑)
著者である前田さんのメモに対する熱量は半端なく、これくらいの意識だから素晴らしいアイデアをたくさん持っているのだと納得しました。
この「メモの魔力」は、メモをしていきたい、メモの凄さを知りたいというすべての人におすすめの本です!

それでは内容を簡単にご紹介。

皆さんは普段どのくらいメモをとっていますでしょうか。
この「メモの魔力」の著者である前田さんは、「メモの狂気」と言われるほどメモを取っているそうです。しかもその起源を辿ると小学生の頃からだそうです!強烈ですね(笑)
そんな前田さんが語るメモの魅力とは。

まず第1章では、メモを単なる「記録」のためではなく、「知的生産」のためのメモを取っていこうということを話しています。
そして、「知的生産」のためのメモで鍛えられる5つのスキルについて説明しています。
その5つのスキルとは、
①アイデアを生み出せるようになる
②情報を素通りしなくなる
③相手のより深い話を聞き出せる
④話の骨組みがわかるようになる
⑤曖昧な感覚や概念を言語化できる

が挙げられています。この5つのスキルが成長すれば、確かに目標達成には大きく近づくはずです!
そして、この「知的生産」のためのメモを取るときには、
「ファクト」→「抽象化」→「転用」
この流れが重要だと説明しています。
ファクト(事実)をメモするということはわかりますよね!残りの「抽象化」「転用」は、具体例を出してきっちり説明してくれています。

第2章ではこの「抽象化」を、What型・How型・Why型の3つのタイプ分けによって説明し、第3章では、この「抽象化」が自分を知るということに一番必要だということで、メモと自己分析について話しています。

第4章では、「メモで夢を叶える」と題し、夢を設定する際に大切なフレームワークである「SMART」や、夢を書く・話すと言った言語化の紹介がされています。

そして、第5章ではメモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」であると説明し、結局一番大事なことは、メモを「書く」か「書かないか」ということです。
最初はメモを取るのも一苦労かもしれませんが、それが習慣になれば書かないことが逆に不安になってくるそうです。
そしてメモを取ることが当たり前になったら、そのメモを使って自己分析をし、自分の人生の勝算を見つけてほしいと前田さんは語っています。そうすることで、目標に対する自分の「熱量」はグングンと上がっていくはずです。この「熱」が結局はどんなノウハウよりも大切だということを説いて、真田さんは締めくくっています。

この本を読んで、あなたをグングン目標達成に導いてくれる「メモの魔力」を手に入れてみませんか?(笑)

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