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本と公園番外編 「選挙はお祭りマルシェ」参戦

参議院議員選挙当日、7月10日。天気も良く、投票日和。

この日は国分寺の仲間がやっている「国分寺の投票率を1位にプロジェクト」の「選挙はお祭りマルシェ」に参戦。詳細はこちらを参照。

会場はカフェスローさん入口屋外スペース。
他の出店はソラクラゲクナーファ「シムシム」、駄菓子選挙、地場産野菜こくベジの販売などなど。

久しぶりのお祭りっぽいお祭りだ。

当日、カフェスローさんでは投票済証を提示すると、ハーフサイズのソフトクリームを無料でお渡しする取り組みも行っていた。

カフェスローさんは元々人気店なこともあり、マルシェスタートからかなりの人数が来ていた。マルシェに興味を持ち、立ち止まる人もいれば、あまり興味を持たず、素通りする人も。
まぁそれはそれで良い。政治や選挙をはじめ、マルシェなどのまちでの活動は無理して興味を持つものでもない。それぞれがそれぞれの信条のもと、行動すれば良い。

そうは言いつつも、やはり興味を持って話しかけてくれたり、並べてある本に興味を示して読んでくれたりすると嬉しいものだ。自分と相手の間で何かが繋がった感じ。一つの「場」を持つことで、そんな気持ちになることが増えた。

全体の風景。この左にキッチンカー。
政治関連の本をお借りして、いつもより本の数が多い。
こくベジの販売。
駄菓子選挙。
国分寺市の投票率に関するデータ①
国分寺市の投票率に関するデータ②
まちの新聞「こくセージ」 候補者の顔が並ぶ。
クナーファ。初めて食べた。


暑い1日だったので、投票済証を持ってソフトクリームをもらいにきている人がたくさん。このおかげで投票率が上がっているんじゃないかと思うくらいだ(笑)
特徴的なのは子供たちもたくさん来ていたこと。参議院選挙の投票権こそないものの、駄菓子選挙の投票権はある。ラムネに投票している子がいれば、ヤンヤンつけボーに投票している子も。子供たちが気軽に「選挙」「投票」というものに触れる工夫がたくさんだ。もっと日常的に「投票」という形で意思表示する取り組みが行われても良い。
思い返してみれば、「投票」は何も選挙の時期に限定されるものではない。

「買い物は投票なんだ」

そんなことをよく聞くようになった。本も出版されている。「買い物」という行為はほぼ毎日、日常的に行われている。何を買うのか、どこの会社の製品を買うのか、どれくらい買うのか。全て「投票」と捉えることができる。たくさん投票を獲得した会社/製品は生き残り、次なる発展に向かう。獲得できなければ衰退の道を辿る。
私たちは「投票」という行為を日常的に行なっている。そんな意識を忘れずに持っていたい。

投票率や選挙の結果に関してはさておき、こういった場があることは大きな意味を持つと思う。駄菓子選挙では子供も大人も投票して楽しむことができ、さらにはコミュニケーションのきっかけにもなる。キッチンカーで販売していたコーヒーやクラフトコーラもその場を彩る素晴らしいものだ。野菜だってソフトクリームだって。本と公園の屋台や並べていた本もそんな雰囲気の手助けになっていたら嬉しいことだ。

今回のような場を見たことで、次の選挙が楽しみになった。そう思ったのは僕だけではないはずだ。出店者だって、来場者だって、そう思った人は何人もいるはず。そうやって徐々に徐々に「選挙が楽しみ」になっていけば自ずと投票率も上がっていくのだろう。(もちろん、それだけが要因ではないけれど)

マルシェから帰ったあと、僕も投票に向かった。
会場は近くの中学校。普段の生活では行かない方面だった。

会場に向かっている途中、いつも本と公園に来てくれている人と偶然会った。
「今から投票行ってくるわ!」 「そう、行ってらっしゃい!」
簡単に言葉を交わし、再び歩く。会場の手前で素敵な道を発見。

ゴツゴツした石畳。あえてその上を歩きたくなる。

普段の生活では行かない方面なので、恐らく次の選挙まで通ることはない。
僕のなかでの「投票に行くとき限定の道」

次通るときが楽しみだ。


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