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夫の命日。別れから1年経ち全てに感謝

今日は夫の命日です。

長かったような、あっという間だったようなですが、あれから1年が経ちました。どん底に落ち、ながーい穴蔵で灯りを探す時間を経て、少しずつ灯る光をみつけてはその方向に進んでいるうちに、穴からはい上がって、今は堂々と空を見上げられるようになりました。

note にアカウントを作ったのが昨年の12月1日のこと。とにかく心を落ち着かせなければと必死でした。常に夫婦の片割れとして生きてきたのに、突然、何でも自分が責任を持って決めていかなければならなくなりうろたえる日々でしたが、ようやくここに来て、「自分で好きに決められるのも悪くない」と思えるようになってきました。

"Time cures all things." (時が癒やしてくれる)

まさに今、それを感じています。

辛くても学びや気づきの多い、愛しい1年だったと思えています。

この1年起こったことの全てに感謝。

せっかくなので、この1年をここで振り返っておきます。夫が数々のことをやり遺したままこの世から消えてしまい、どうしていいかわからずに呆然としている中で気持ちを整理するために好き勝手なことを書き始めました。

今読み返すとちょっぴり恥ずかしい。でもそのときの素直な気持ちなのだから、記しておくのはいいことなのでしょう。まるで独り言のようにぶつぶつ書いています。

この1年はこれまでの人生でいちばんつらいことが多かったのも事実ですが、それでも不幸と思ったことはなく、それどころかつらいけど世界一の幸せ者だ思えることがたくさんありました。

一方で、長年苦楽を共にしてきた夫を失った喪失感をどうコントロールしていいのやらと、何気ない日常や美しい思い出の数だけ、思い出すたびに涙もあふれます。

夫はいなくなったけど、わたしの家族のパワーは絶大なこともわかったので、この先もまったく不安はなくなりました。しばらくは焦らずに、ゆっくり自分を見つめ直し、わたしに与えられた時間を、自分らしい人生に編んでいきたい。

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あの世から死んだ夫がヤキモチ焼くような新たな恋愛だって起こるかもしれないしね。😂 気の合うパートナーがみつかれば、またカリビアンリゾートにもでかけたい。だって、バカみたいにはしゃぐプールでのフォームパーティとか楽しかったもの。世界各地への旅も復活できたらいいなぁ。

命に感謝。

ほんと、感謝感謝の今日は夫の命日です。



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