【アラ還セカンドライフ#20】肉体関係をもった初めての恋人の話
ういういしい初恋、セプテンバーさんの次はジョディ(Jodi)さん。当時QPさんの近所に住む夫婦が姪のジョディさんを紹介してくれたのが、彼女との出会いの始まりだったそう。
彼が過去を振り返りながらオープンに、昔の恋愛物語を話してくれることは、わたしに対しての信頼と自己開示と思えました。お互いが信頼できる関係を築きたいと思うなら、ありのままの自分をさらけ出すことは重要です。
ただ、マッチングで知り合い半年間も楽しい交信が続き、飾らずに過去の女性遍歴を伝えてくれたGrebeさんのことが頭をかすめます。
あの学びは大きい。↓
わたしに対して、すべてを打ち明けてくれることに好感は持てたし、人としてもおもしろくて大好きになっていったけど、知りすぎた真実が受け入れられなければ、ネガティブ要素となり終わりがきます。
なので、単に彼の恋バナを楽しみながらも、現在のQPさんが、"わたしにとって良くない"何かを引きずっていないのかを見極めることもたいせつってことは、頭の片隅に置きながら吟味、吟味!(←心の中は用意周到🤣)
👶🏻「ジョディは初めて性的関係を持った相手で、記憶が正しければ8、 9ヶ月付き合いました。熱烈に恋に落ちました」
👸「お〜!キター。😁でも初めてのお相手とそんなに短かったの?彼女に逃げられちゃったの?」
👶🏻「若かったし、別れは双方の決断でそれぞれがちがう道に向かうことになったというか……。短かったけど、とても濃密な関係でした」
👸「濃密とは!わくわくするワ。もっと聞かせて」
👶🏻「毎日が楽しかったし興奮しました。若かったので理由は明らかね🤪。彼女は当時のボクにとってのタイプでした」
👸「当時のボクにとってのタイプとは?見かけが美人ってこと?」
👶🏻「はい、美人でユーモアと遊び心があり、恥じらいのない活発なタイプでした。シャイな一面もあったボクの警戒心を彼女が解いてくれた感じです。彼女の存在がわからなくなり43年になるけど、たまに思い出せます」
👸「なんて素敵なこと。ジョディはあなたがオトナになるために大きな影響を与えたってことね。それにしても簡単に恋に落ちるのね。どうするとそうなれるの?🤣」
👶🏻「ハッハッハ。人は経験しながら学ぶんだよね。デートって人を知っていくことだし、人を見せていくこと。
恋するときめきは楽しいしわくわくする。恋はときに怖くてストレスもたまるけど😅。それでもボクは恋の楽しさを知っているからわくわくしたいと思っている😉」
👸「あなたはわたしの人生のほうが冒険に満ちていると言ったけど、恋愛もれっきとした冒険よね」
👶🏻「人によっては、ひとつの長い恋愛関係のほうが、複数の短い関係よりも良いと考える人は多いと思うけどね。どっちがいいってことでもないよね」
👸「短くて濃密な関係は、それはそれで美しいものとして、生涯たいせつな思い出になりそう。わたしは長い一つしか持ってない人だから」
👶🏻「短くても、恋愛に対する満足感や感情の高まりは得られるからね。短い関係のような情熱と気配りを保ちながら、長い関係に育めればいちばんの理想だけど、双方にそうとうの努力が要るしそれは簡単ではないから別れがくるよね」
……と、ジョディさんとの関係からこんな会話をしました。
若かったころのQPさんがジョディという名の女の子と恋に落ちて、性に目覚めていったことを想像しながら、聞いているわたしは、まるで彼の母の目線でした。🤣
エロ系男子とはほど遠いQPさんなので、具体的にどんなめくるめくエロスの世界を体験したのかまでは語りませんが、若い男性がそれを知っていくのは成長において健全なことなので、彼にもそんな時代があったことを知ることができてうれしかった。
わたしの中では、70年代後半に夫と観に行った映画、『グローイングアップ』(原題:Lemon Popsicle)を思い出していました。
現代の日本では20代男性の43〜46%が女性経験がないそうですから、甘酸っぱい青春時代の恋物語を経験できないまま歳をとってしまう人はこれからどんどん増えていくのかもしれません。
わたしは、16歳で夫と出会い22歳で結婚して59歳で未亡人となりました。夫と結婚に至るまでには、複数の男性とデートするぐらいの経験はありましたが、恋愛と呼べるのは夫だけでした。
わたしが何度も別れ話を持ち出したので、くっついたり、離れたり、英国まで逃げたら、追っかけてこられたり……🤣で夫婦となる前までに、「事実は小説よりも奇なりレベル」に濃密な恋バナを所有していますから、それは幸運なことだと思っています。
さて、QPさんの次の関係は、ちょっとクレイジー😱🤣ですよ。