緊急ダイエットに突入【息子夫婦と暮らす#11】

息子夫婦が緊急ダイエットをしなければいけなくなりました。ムーちゃんの親類で不幸があり、今週末は葬儀参列のためにオハイオ州に行くことになったのです。そのために、持っているスーツを着なければなりません。

パンデミックと仕事がリモートになったことから、このところちゃんとした服装をする必要がなかったのでふたりとも、短パンにTシャツで過ごしていたら、すっかり手持ちの服が小さくなっているようです。いや、体が大きくなってしまったってのが正しいですね。

襟のある服を着ることすらなくなり、在宅ワークで、好きなときに好きに食べ続けているので、以前に比べると二人共体重オーバーなのです。ムーちゃんは過去最高を記録しているそうです。😂

5年ほど前のムーちゃんのほっそりした写真を眺めて、「美しかったなー」とうっとりしているタローよ。それこそ、“おまいう”！！

葬儀に行くために息子は持っているスーツを着ようとしたけど、はまらないみたいです。でも、ほんの一日着るだけのために買うのは絶対に嫌だと言い出して、あわててダイエット宣言とあいなりました。

もともと、わたしは体に悪いものは買わない、食べない、作らないを心がけているので、我が家の食生活が悪くて太ったわけではありません。その証拠に、わたしはここ数年来、自分が高校生だったころと同じ体重を保っています。ほぼヨガパンツで過ごしていますが、それはジムに行きやすく、そして活動しやすいためです。来客があったり、理由があってつい暴飲暴食することもありますが、3日もすればすぐ元通りになるので、服のサイズもアメリカのXSです。

タローもムーちゃんもわたしと同じ食生活を送ってはいるけど、ちがうのは食べる量と、追加で甘いものを食べてしまうこと。そしてわたしよりも断然、動かないことです。

着れない服を前にしてみてようやく、大好きなアイスクリームとしばらく決別することにしたようです。

タローはテコンドーのブラックベルトなので、地下には筋トレマシーンやサンドバックなどもそろっています。なまった体に鞭打って、日に何度もキックやパンチで体を動かしはじめました。

我が家のキッチン業務を担っているのがわたしですから、緊急ダイエット要請を受けて協力しています。

毎日のように焼いていた手作りパン作りはしばらくお休み。白米より玄米、うどんよりお蕎麦、良質タンパク質をとりつつ食事の量はこれまでの8割に留める。食事はブランチと夕飯の2回のみ。夜8時過ぎたら何も食べない。

とはいえ、わたしにとっては若夫婦と暮らすようになり、リクエストで揚げ物など復活していましたが、“協力”は「わたしのノーマル」に戻っただけのことなのでうれしいぐらいです。

今のところ、少しずつ効果は表れているようです。さて、手持ちのスーツが週末までに着れるようになるのか見ものです。

きっかけが、「スーツがはまらない」ですけど、わたしが健康のためと無理強いしてもきくわけないので、ちょうどいいチャンスだとひとりニンマリしています。